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繰り返す膀胱炎は漢方で体質改善!根治を目指しましょう

hach

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boukouen kanpou

トイレに何度も行きたくなる。排尿時に鋭い痛みがある。残尿感があるなどの症状があれば膀胱炎のサインです。

早期に病院を受診し治療することが大切ですが、 膀胱炎 は、繰り返し再発しやすい病気です。根治を目指し、 漢方 を取り入れ体質改善する方法がオススメです。


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繰り返す膀胱炎は漢方で体質改善!根治を目指しましょう


- 目次 -

  • 膀胱炎の原因をご存知ですか?
  • 膀胱炎にかかりやすい生活習慣を見直しましょう
  • 漢方で体質改善を試す理由は?
  • 本治(ほんち)と標治(ひょうち)
  • 病院で漢方薬をもらえますか?

膀胱炎の原因をご存知ですか?

膀胱炎は尿管から細菌が膀胱の中に入りこみ、膀胱内の粘膜が炎症を起こす病気です。

膀胱炎の原因となる細菌の約80%が大腸菌です。膀胱や尿道は、本来なら細菌への免疫があり、感染しにくい器官なのですが、疲れやストレスなどで体力や免疫力が低下していると耐性が負け、感染を起こしてしまうのです。


膀胱炎にかかりやすい生活習慣を見直しましょう

おしっこを我慢しないようにしましょう

排尿は尿道や膀胱に入り込んだ細菌を洗い流す役割も持っています。我慢するということは排尿回数が少ないということですから、この洗い流す回数が少なく、入り込んだ細菌が繁殖しやすい環境になっているということです。

水分をしっかりとりましょう

トイレに行きにくい環境にあるとか、トイレに行くのが面倒とかの理由で水分を控える方がいらっしゃいますが、排尿回数の確保のためにも十分な水分をとりましょう。

生理用品・尿取りパットなどはこまめに取り替えましょう

生理用品・尿取りパットは陰部を覆うため、雑菌が付きやすくなっています。そのため長時間取り替えないと、細菌が繁殖しやすくなります。吸収力が高い長時間対応のものが出ていますが、3~4時間に1度は取り替えるのが望ましいようです。

ストレスや疲労をためないようにしましょう

体力が落ちると、本来持っている抵抗力が落ちるため、入り込んだ細菌に感染しやすくなります。膀胱や尿道が本来持っている免疫力を低下させないためにもしっかりと休養しましょう。

過度なダイエットは避けましょう

栄養不足になると抵抗力が低下します。無理のない方法にしましょう。

からだを冷やさないようにしましょう

冷え性の方は体温が低く、血液の循環が悪いため、排尿に関する器官や臓器、筋肉の動きが鈍くなり、スムーズな排尿ができなくなります。また膀胱の粘膜は正常なら37℃前後ですが、冷え性で32℃以下になると細菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。


漢方で体質改善を試す理由は?

膀胱炎は、抗菌剤や抗生物質の服用で、症状が一時的に改善できても、原因となる生活習慣・環境が変わらないと、繰り返し再発しやすい病気です。

習慣や環境を変えることがむずかしいという方には、漢方を取り入れてみることをおすすめします。

漢方は「からだ本来のバランスを整え正常に戻す」ことで、病気をなおすという考え方に基づいています。体質を改善することで、原因を取り除き、からだを内側から治していくのが漢方治療です。

漢方では血の巡りや気の巡りを整えることで冷え性や水分代謝の改善が図れます。こうした根本的にからだの状態を整えることで、膀胱炎にかかりにくい状態をつくることができるのです。


本治(ほんち)と標治(ひょうち)

漢方では根本的な問題を解決する本治と、今ある症状を改善する標治という2つの治療法があります。

急性期の症状を抑える標治のためには、症状により「猪苓湯(ちょれいとう)」や「五淋散(ごりんさん)」「竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)」などといった漢方薬が用いられます。

しかし、繰り返し再発する場合には、根本的な治療、すなわち本治が必要です。

たとえば原因のひとつと考えられる「冷え性」を改善する薬は西洋薬ではありませんが、漢方では「八味地黄丸(はちみじおうがん)」「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」など、からだを温め、血の巡りをよくする、または余分な水分を排出し、水のめぐりをよくする、弱った機能をおぎなうなどの効果がある本治薬があります。

いずれも自分の症状やからだの状態にあったお薬を探す必要があります。また長期服用は避けたほうがよいものもあり、漢方調剤薬局やかかりつけの薬剤師など、くわしく相談でき、アドバイスをもらえる専門家をもつことも大切です。


病院で漢方薬をもらえますか?

漢方薬は高いものというイメージがあります。確かに市販薬は、量産できる西洋薬に比べると割高ではあります。漢方は生薬のため、生産量(採取量)が限られており、しかも約8割を輸入に頼っているため、価格が徐々に高騰しているのも事実です。

しかし最近では、漢方薬を処方してくれる病院も増えてきています。医療用医薬品として保険の適用がある医療用漢方エキス製剤を取り扱っています。

これらの漢方薬は、普通の西洋薬と同じで、窓口で支払うのは1割~3割の自己負担分で入手できるのでずいぶんと割安になります。

受診する病院が漢方処方をしているかどうかを調べてから受診することもできます。漢方を上手に取り入れて、トイレが怖くない生活を手に入れましょう。

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まとめ

繰り返す膀胱炎は漢方で体質改善!根治を目指しましょう
膀胱炎の原因をご存知ですか?
膀胱炎にかかりやすい生活習慣を見直しましょう
漢方で体質改善を試す理由は?
本治(ほんち)と標治(ひょうち)
病院で漢方薬をもらえますか?

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