「痛い痔の症状と気を付けたい日常生活の習慣(前編)」では、痔の種類と特徴的な症状をご紹介いたしました。後編では、 痛い 痔 を未然に防ぐためにできる予防方法や痛みの軽減方法をご紹介いたします。
痛い痔の症状と気を付けたい日常生活の習慣(前編)
痔は高齢になるほど罹患者が多くなっている傾向にあります。病院へ行くほどではないと放置した状態で治ることもありますが、痛い場合にはきちんとした治療が必要になります。
今回は、痔の種類や 痛い 痔 の進行症状、気を付けたい日常生活の習慣、予防法などについてご説明します。
痔はよほど酷くならない限り手術をしないのが主流です
痔 で肛門科を訪れるのは勇気が要ります。恥ずかしい姿勢で診察される、すぐに 手術 しますと言われそうでどきどきする、すごく痛い思いをしなくてはならない、おまけに入院が長く、又再発するかもしれない。こんな風に思っている患者さんが多いのも事実です。
痔は早期治療で治し方は生活習慣の改善と薬で治ります
自分が 痔 であることがわかっていてもなかなか病院には行きにくい病気です。きっと病院に行けば医師や看護師の前で恥ずかしい格好にさせられて診察を受けることになり、まともに医師や看護師の顔もみづらいような、そのような雰囲気の 治し方 を想像してしまいます。
痔瘻とはどんな病気?
痔瘻 は肛門の周りに膿みがたまる肛門周囲膿瘍が慢性化して肛門管や肛門周囲の皮膚などに瘻管と呼ばれる膿みのトンネルを形成する病気です。肛門周囲膿瘍は細菌感染がきっかけになりますが、それとは別にCrohn病に合併して痔瘻を生じることがあります。
痔瘻の分類には隅越分類がよく使用され、そのうちで低位筋間痔瘻が最も多いタイプです。痔瘻は原則的に手術をして治療します。