肺炎球菌による感染症の70%を占める23タイプの肺炎球菌に作用する 肺炎球菌ワクチン は 高齢者 の肺炎の予防に極めて有効ですが、その効果より 副作用 を恐れて接種を躊躇している人が多くいます。
そして知名度が低く、健康保険がきかないことなどが普及の妨げとなっています。
肺炎球菌による感染症の70%を占める23タイプの肺炎球菌に作用する 肺炎球菌ワクチン は 高齢者 の肺炎の予防に極めて有効ですが、その効果より 副作用 を恐れて接種を躊躇している人が多くいます。
そして知名度が低く、健康保険がきかないことなどが普及の妨げとなっています。
肺炎球菌ワクチン には23価と13価肺炎球菌ワクチンとがあります。23価肺炎球菌ワクチンは日本で使用され始めてから長期間が経過しており、たくさんの日本人に接種されています。 副作用 は注射部位の痛みや腫れなどの局所症状がほとんどで、発熱などの全身症状はまれです。
重篤な副作用はほとんどありませんが、添付文書には重篤な副作用が記載されており、全く起こらないと断定することはできません。
肺炎球菌は肺炎などの感染症の原因となる細菌です。肺炎の原因としてはもっとも多いことから、少しでも肺炎を予防するために高齢者などでは 肺炎球菌 感染症の 予防接種 を受けることが勧められています。
定期接種が制度化され、基準に該当する人は市町村から接種費用の助成を受けることができるようになりました。ただし該当しない人も任意接種として接種を受けることができます。
「肺炎球菌ワクチンの接種を受けましょう(前編)」では、肺炎とはどのような病気なのか、また肺炎と肺炎球菌にはどのような関係があるのかご説明致しました。後編では、肺炎球菌とはどのような細菌なのか、そして感染症対策のための 肺炎球菌 ワクチン 予防接種についてご紹介致します。
平成26年10月1日から平成31年3月31日まで、65歳以上で100歳まで5歳刻みの高齢者を対象に、 肺炎球菌 ワクチン の接種が定期的に行われるようになったのをご存じでしょうか?もしご存じなければ、ぜひ、肺炎球菌ワクチン接種を受けるようお勧めいたします。
というのも、日本人が罹患する肺炎の中で、肺炎球菌で感染する人が一番多く、何らかしらの対策をということで、肺炎球菌ワクチンの接種が始まったのです。当然、ワクチン接種を受けた場合と、受けない場合では肺炎になる割合が明らかに違います。
そこで、肺炎球菌の背景をご紹介しつつ、肺の病気の中で、最も死者数が多い肺炎について、説明することにいたします。