「大腸がんの名医は誰?(前編)」では、大腸がん治療における 名医 をご紹介いたしました。後編では、 大腸がん の治療で有名な病院をご紹介いたします。治療法や生存率も合わせてご紹介いたします。
大腸がんの名医は誰?(後編)
大腸がん治療の多い病院
手術数が多く大腸がんに強い病院は、
癌研有明病院
日本海綜合病院
十和田市立中央病院
大阪医科大学付属病院
国立がんセンター東病院
国立がんセンター中央病院
静岡県立静岡がんセンター
東京大学医学部付属病院
国立国際医療研究センター病院
東京都健康長寿医療センター
東京都立墨東病院
製鉄記念八幡病院
北里大学東病院
がん・感染症センター都立駒込病院
虎の門病院
東京女子医科大学病院
昭和大学横浜市北部病院
太田総合病院付属太田西ノ内病院
獨協医科大学病院
東部地域病院
大和郡山病院
大曲厚生医療センター、
帝京大学医学部付属病院、
恵佑会札幌病院
などです。
これらの病院では、2010年の段階で手術(治療)総数は200台後半から400台前半で、結腸がんの開腹・腹腔鏡手術数は100台前半から300程度で、直腸がんの開腹・腹腔鏡手術数は100から200前後です。
2015年では治療総数が400台前半から900台前半になっています。
他に、青森県立中央病院、長岡中央綜合病院、岡山済生会綜合病院、佐世保市立総合病院なども手術が多く、200前後から400台前半の手術数になります(2010年)。
大腸がんの5年生存率が高い病院
全がん協が2007年に公表した大腸がんの5年生存率が高い病院には、大阪府立成人病センター、山形県立中央病院、国立がんセンター中央病院、新潟県立がんセンター、国立病院機構四国がんセンター、神奈川県立がんセンター、宮城県立がんセンター、福井県立病院などがあります。
症例数は120から350程度で、その生存率は約63%から87%です。
樹状細胞ワクチン療法
がん細胞だけに作用するがんワクチン療法と自己免疫細胞を用い、がん細胞をターゲットとした最先端の治療法です。樹状細胞ワクチン療法の特徴は、がんだけを狙い撃ちし免疫力も長時間持続する、副作用の心配が少ない、転移しているがんにも有効などです。
樹状細胞の働きによりリンパ球ががんを認識します。リンパ球は転移しているがん細胞もターゲットとして攻撃します。樹状細胞ワクチン療法のしくみは、患者の血液から単球をとりだし、体の外で樹状細胞を育てます。
次に、樹状細胞にがんの目印を教えます。体内に戻した樹状細胞が免疫細胞にがんの目印を教えると、その免疫細胞ががんを攻撃します。
まとめ
大腸がんの名医は誰?(後編)
大腸がん治療の多い病院
大腸がんの5年生存率が高い病院
樹状細胞ワクチン療法