胃下垂と聞くとこれは病気なのだろうかと思う方も少なくはないと思います。胃下垂とはどのような症状があるのでしょうか。日頃からチェックできる胃下垂症状があるようです。
今回はよく聞くけどよくわからない 胃下垂 の症状 チェック 項目について説明します。
チェック!胃下垂と日頃からできるチェック項目
胃下垂とは
胃下垂とは胃の下の部分が正常な位置ではなく異常に下まで垂れ下がっている状態の事です。胃の上の部分は正常な位置にあるのですが胃の下の部分が、へそや骨盤の位置まで下がっていることがあるようです。
胃下垂は病気ではないようで、胃が垂れ下がっている状態のことを指します。不快な症状がない場合は治療は必要ないようです。
バリウムなどを飲む検査を受けた場合にはじめて胃下垂だとわかる場合があります。
胃下垂の症状
胃下垂は病気ではありませんが胃下垂による症状はあります。お腹が張った感じがしたリ痛みがある、少量でも満腹になる、便秘気味である、逆に下痢をする、食後のむかつき、食欲不振、胃もたれ、吐き気、ゲップなどです。
症状はさまざまで薬をのまなければ我慢できないほど辛いものもあります。
頭痛はチェック項目のひとつなのです
頭痛です。胃下垂と頭痛は関係がないと思われがちですが、いえいえ深い関係があるのです。胃下垂で胃が垂れ下がると首や頭の筋肉が引っ張られて慢性の頭痛やめまいを感じます。
胃部の不快感は良くある症状でチェック
胃部の不快感です。胃下垂で胃の働きが悪いと消化不良で食べ物が胃や腸にとどまってしまいます。それで胃が張った感じが続いたり腸にガスが溜まったりして胃が痛くなったりします。
胃酸が多く分泌されることで胃のむかつきや胃もたれもおきます。胃薬を飲んでも根本的な治療にはなりませんので一時しのぎにしかなりません。
下痢や便秘も見逃さないでチェック!
便秘や下痢です。消化不良もおきますが、胃が下に下がって腸が圧迫されるので腸も消化不良をおこしてしまいます。腸の消化不良で便秘や下痢がおこります。身体に必要なエネルギーが吸収されないために太らない、太れない誘因になるようです。
薬を飲んでも改善しないことが多いようです。
胃下垂のチェック方法
胃下垂を実際に確かめるにはレントゲンとバリウムがあります。
レントゲンでは胃の位置をきちんと確認することができます。胃下垂と診断する基準は胃の下側が骨盤の中に入っているかどうかで判断するそうです。
もう一つバリウムを飲むことです。バリウムは胃の検査をするときに飲む白い液体です。最近はいろいろな味もつけられておりずいぶん飲みやすくなっています。
バリウムを飲んでバリウムが口から胃の外に出るまでの時間を計ります。時間が長くかかるようであれば胃下垂の可能性が高いと診断されるようです。
いずれも病院でなければ受けられない検査ですから、日頃のチェックをしてみて胃下垂かもしれないと感じた方は受診してみても良いのではないでしょうか。
胃下垂の改善方法
食事はゆっくりとよく噛んで食べるようにしてみてください。3食バランスを考えた食事をとるように心がけましょう。暴飲暴食はいけません。飲酒も控えれば効果があるようです。
姿勢を改善してみましょう。猫背で胃の部分をいつも抑えたような姿勢であったり、骨盤が開いてしまうような姿勢になったり、背骨が歪んでいる場合は姿勢を改善してみましょう。猫背に注意し筋力が衰えないように適度な運動も心がけてください。
正しい姿勢を意識して過ごすことでも姿勢のゆがみはずいぶん改善できるものです。
ストレスをためないことも大切です。過労やストレスは胃下垂にはとても悪いのです。できる限りリラックスを心がけましょう。うまくストレスを発散できる方法を考えてみてください。
胃下垂は病気ではないようですが、胃下垂の状態であれば日常生活を送る上で何かしら不快感があり体調不良を引き起こしてしまいます。精神的にもよくありません。
大した症状ではないと放置するのではなく、胃下垂を少しでも改善する方法などを実行してみることで快適で健康な毎日を過ごしていけるといいですね。
もちろん症状が辛い場合は我慢するのではなく病院を受診してみてください。辛い症状が少しでも改善できる方法があるはずです。
まとめ
チェック!胃下垂と日頃からできるチェック項目
胃下垂とは
胃下垂の症状
頭痛はチェック項目のひとつなのです
胃部の不快感は良くある症状でチェック
下痢や便秘も見逃さないでチェック!
胃下垂のチェック方法
胃下垂の改善方法