蕁麻疹が顔に…危険性について情報をチェック。
蕁麻疹が顔に出るとギョッとされる方も多いのではないかと思います。
特に蕁麻疹というのはこれといった前触れがほとんどありませんので、何気なく鏡を見た時に気が付いたり、自分の顔を見た家族や友人が知らせてくれるといった形で突然わかりますので、不安や焦りが一気にこみ上げてきます。
特にボコボコとした大きな蕁麻疹がいくつも顔に出ている事に気付いた時の不安や焦りはとても大きなものがあると思います。今回はそんな 蕁麻疹 について、特に 顔 に出た場合についてご紹介をいたします。
蕁麻疹が顔に…危険性について情報をチェック
高齢者の蕁麻疹、顔のバリアが弱っている?
当たり前の事に聞こえるかもしれませんが、顔というのは基本的にずっと空気にさらされ続けています。腕や足は衣服で守られていますが顔はずっと空気に触れていますので、高齢になってくると乾燥しやすくなって肌を守るバリア機能が大きく弱まってしまうとされています。
実際に蕁麻疹に限った話ではなく、顔に関する皮膚疾患について悩む高齢者の方はとても多く、その原因の多くは乾燥や高齢による肌のバリアの低下が原因とされています。
特に蕁麻疹というのはこれといった特定の原因が判別しにくいという特徴も持っています。たとえばストレスや気温の変化、刺激物との接触といった特に気にする必要がない軽いアレルギーという程度の原因も多い一方で、無視できない命に関わる蕁麻疹もあります。
蕁麻疹が顔に出た時、考えられることは?
蕁麻疹には大きさもさまざまで、小さなものがたくさん浮き出てくるケースもあれば、手のひらサイズほどの大きな蕁麻疹が出るという事例も報告されているとのことです。
蕁麻疹が顔に出た時に考えられることとしては、基本的に「普段と違う事をしたかどうか」という部分を思い出すのが一つの有効な方法です。
たとえば気温が急激に変化して衣替えをしたのが原因で蕁麻疹が出る場合もあります。熱いお茶に触れただけであったり、あるいはストレスによって顔に蕁麻疹が出る場合もありますので、先述したとおり自己診断はとても難しいのですが、警戒しておくべきなのはアナフィラキシーショックです。
アナフィラキシーショックは簡単に言えば、二度目以降のアレルギー反応が極端に過剰な状態となってしまうことで、場合によっては気道がはれ上がってふさがってしまい、呼吸困難になって命に関わる可能性も出てきます。
たとえば何かを食べた時に顔に蕁麻疹が出た。何かが顔に触れた時に蕁麻疹が出たという時には「何があった時、蕁麻疹が顔に出たか?」をしっかりと覚えておくことが大切です。
焦らない事も、蕁麻疹の際には大切
顔といった目立つ部分に蕁麻疹が出ると、思わず焦ってすぐにどうにかしようと行動してしまう事もあると思いますが、あまり広範囲ではなかったり痒みが少ないという場合は、しばらく安静にして様子を見るというのも一つの方法です。
顔の蕁麻疹というのは一時的というものも多く、1時間ほど安静にしていたら何事もなかったかのように治まったというのもよくある話です。場所が場所ですので、特に女性の場合は焦ってしまう事もあるかもしれませんが、特に耐えられないような状態ではないなら焦らず安静にしてみましょう。
顔の蕁麻疹、すぐに病院に行くのは良い?悪い?
どうしても顔の蕁麻疹が治まらなかったり、痒みがあまりに耐えられないという場合には専門の病院で診てもらうのが良いでしょう。基本的には皮膚科となります。
ただ先ほどもご紹介をさせて頂きました通り、蕁麻疹というのはそれだけでは原因が特定できず、1時間程度で引いてしまう事も多いですので「病院について順番が回ってくる頃には消えていた」という可能性もあります。
もしお医者さんに診てもらいたい場合は、スマホなどで写真を撮っておくのも良いかもしれません。
まとめ
蕁麻疹が顔に…危険性について情報をチェック
高齢者の蕁麻疹、顔のバリアが弱っている?
蕁麻疹が顔に出た時、考えられることは?
焦らない事も、蕁麻疹の際には大切
顔の蕁麻疹、すぐに病院に行くのは良い?悪い?