口内炎 の 治し方 は、うがい薬で口内を清潔にしてから、 即効 性のあるアフタゾロン、ケナログ、大正クイックケアなどの塗り薬や、パッチ大正A・クイックケア、アフタッチ、アフタシールなどの口内炎パッチの貼り薬を使用します。
ステロイド剤は、抗炎症作用が強いですが、細菌・真菌、ウイルス感染がある場合は症状を悪化させます。その場合は、抗炎症作用がある非ステロイド剤を用います。
即効で治る口内炎の治し方は?
アフタ性口内炎
口内炎の種類には、アフタ・カタル性口内炎、ヘルペス性口内炎、カンジタ性口内炎などがあります。
この中でアフタ性口内炎は潰瘍性口内炎とも呼ばれ、潰瘍(アフタ)ができる口内炎です。間違った治療やその要因が除去できない場合は、再発性アフタ性口内炎になる場合があります。
アフタ性口内炎は、唇・舌・歯茎・頬裏などに発生し、その原因は、口中を損傷したとき、ストレス・睡眠不足や疲労で免疫力が低下しているときなどに起こります。
アフタ性口内炎の治療に必要な栄養素は、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6などのビタミン群などの栄養素が有効です。
今回は、口内炎の治療薬・方法や受診する診療科などについてお話します。
口内炎の薬には、塗り薬(軟膏)、貼り薬(パッチ)、うがい薬があります。
即効性のある塗り薬に、アフタゾロン、ケナログ、大正クイックケアなどが、また、口内炎パッチの貼り薬に、パッチ大正A・クイックケア、アフタッチ、アフタシールなどがあります。
うがい薬にイソジン、リステリントータルケアなどがあります。
口内炎の塗り薬、貼り薬はステロイド・非ステロイド系にわかれています。ステロイド系は高い治癒効果がありますが、副作用の注意が必要です。口内炎のうがい薬は口中の殺菌・消毒に効果があります。
うがい薬は、塗り薬や貼り薬の使用前に用いると高い効果が期待できます。
ステロイド系塗り薬などは、口唇ヘルペスのようなウイルス感染には不適です。ヘルペス・カンジタ性口内炎では、ステロイド系軟膏は免疫力を低下させて口内炎が悪化します。これらの口内炎では、抗ウイルス薬、抗真菌薬が効果を示します。
口内炎パッチ大正Aは飲んでも問題はなく、安心して使用でき汎用されている貼り薬です。
塗り・飲み薬のトラフル軟膏・錠は抗炎症・組織修復・殺菌効果が期待できます。
多くの人は口内炎で耳鼻咽喉科を受診します。歯と口中粘膜の接触などで口内炎が発生しているときは歯科・口腔外科を、また、免疫異常などの疑いがあるときは内科を受診します。
ヘルペスウイルス性口内炎では、唇・口中に水疱の口内炎が起こります。抗ウイルス薬での治療が必要です。3週間以上も治癒しない口内炎は、舌や口腔内粘膜のがんの可能性がありますので、耳鼻咽喉科・口腔外科の受診をすすめます。
白血病や糖尿病では免疫力が低下するため口内炎が発生しやすくなります。レーザー治療では、CO2レーザーを患部に照射し、短時間で炎症を取り除きます。
レーザー光線は、殺菌、炎症を抑える、血止めなどの効果があります。
カンジタ性口内炎やヘルペス性口内炎は、抗菌剤やヘルペスウイルスの増殖を抑える薬の使用やレーザー治療が行われます。
カンジタ性口内炎
白い口内炎で、カビ(真菌)のカンジタ菌が口中粘膜に増殖して起こります。
カンジタ菌は常在菌の1つですが、抗生物質の服用や糖尿病や悪性腫瘍に罹患していたり、乳幼児、高齢者、妊婦などで抵抗力が低下しているときなどに発生します。
カタル性口内炎
唇裏側にできやすい口内炎です。粘膜が赤く腫れたり白くただれたりします。粘度の高い唾液がでたり、口臭が気になります。外からの刺激や傷による炎症、口腔内の衛生状態が悪いときなどに起こります。
パッチを用いた治療
口内炎の治療薬には、ビタミン・抗炎症薬抗生物質の飲み薬・塗り薬とパッチの貼り薬があります。口中の部位によっては、有効成分をしみ込ませたパッチが効果的です。
口内炎パッチは、市販・処方薬が販売されており、即効性があり痛みを緩和します。パッチは溶ける素材で作られており、飲み込んだ場合でも心配はありません。
まとめ
即効で治る口内炎の治し方は?
アフタ性口内炎
カンジタ性口内炎
カタル性口内炎
パッチを用いた治療