高齢者の病気いろは

  • ホーム
  • はじめての方へ
  • カテゴリ一覧
  • Twitter
  • Facebook
  • お問い合わせ
    • 免責事項・知的財産権
現在の場所:ホーム / めまい / めまいの治療で使用される薬

めまいの治療で使用される薬

alba

このエントリーをはてなブックマークに追加
Tweet
LINEで送る
Pocket

memai kusuri

めまいはどの診療科でもよく見られる症状のひとつです。原因も程度も人それぞれで、はっきりとした原因が突き止められないこともあります。また、めまいに伴って別の症状がみられることもあります。

今回は めまい 治療に用いられる 薬 についてご紹介します。


スポンサードリンク

めまいの治療で使用される薬


- 目次 -

  • めまいの治療
  • めまいの原因を治療する薬
  • めまいに伴う症状を軽くするための薬
  • 漢方薬による治療
  • 薬の副作用の可能性
  • めまいが起きた時の対処法と市販薬の使い方

めまいの治療

さまざまな原因の中でも耳の病気が最も多く、他には脳の病気や全身の病気が原因となることもあります。まずは脳の病気でないことを確認することで、安心して治療を始められます。

治療は内服薬によるものがほとんどですが、症状が強い場合や吐き気・嘔吐がある場合には点滴治療が行われます。原因を治療するための薬だけではなく、めまいに伴う症状を和らげる薬が用いられます。

めまいはいつ症状が出るか予測できず、不安な気持ちを抱えて生活することはつらいことです。その不安が、よりめまいを悪化させる場合もあります。あらゆる症状や薬効をみながら、それぞれを組み合わせて治療が行われます。


めまいの原因を治療する薬

抗めまい薬は内耳の血流を増やすことでめまいを改善し、また吐き気を抑える作用もあります。利尿薬はメニエール病などで使用されます。内耳を満たすリンパ液が過剰なとき、余分な水分を尿として排出させ、むくみを軽減させる効果があります。

ステロイド(副腎皮質ホルモン)は突発性難聴や炎症のあるときに、神経の炎症を抑えて血流を改善させる作用があります。脳循環代謝改善薬・循環改善薬は脳や内耳の代謝や血流を改善します。

自律神経失調症や更年期障害、心因性めまい、起立性低血圧によるめまいの場合には、自律神経を整えるために自律神経調整薬が用いられます。

めまい以外の耳鳴り、頭痛、肩こりなど自律神経の乱れによる他の症状も緩和されます。傷んだ末梢神経の働きを改善するために、ビタミンB12やビタミンB1・B6などのビタミン剤が処方されることもあります。これらの中から組み合わせて、症状をみながら増減、調整していきます。

原因が複雑なもの、一時的なもの、慢性的なもの、再発するものなど、めまいの治療は多様であり、長期になる場合もあるので医師との信頼関係が大切になります。


めまいに伴う症状を軽くするための薬

めまいの原因ははっきりとわからず、薬がすぐに自分に合うとは限りませんが、めまいに伴う症状は対処療法が一般的でつらい症状は緩和されます。耳性めまいに伴う吐き気や嘔吐には吐き気止めが処方されます。

炭酸水素ナトリウムにはめまい発作を抑える効果があります。精神安定剤・抗不安薬・抗うつ薬は、ストレスが原因の場合のめまいや、めまいに対する不安を和らげるために使用されます。


漢方薬による治療

メニエール病などの慢性的なめまいには、水のバランスを調整するタイプの漢方薬が用いられます。

苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)、真武湯(しんぶとう)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)、釣藤散(ちょうとうさん)などがあります。

また、更年期などで起こるホルモンバランスの乱れによるめまいには、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、加味逍遥散(かみしょうようさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)などが用いられます。


薬の副作用の可能性

内服中の薬によってめまいが引き起こされる場合もあります。めまいを起こしやすい薬として、降圧剤や抗てんかん薬、抗不安薬、抗うつ薬、抗パーキンソン薬、睡眠薬などがあります。

時には市販の風邪薬でもめまいを起こすことがあります。このような薬を内服していて原因として思い当たる場合には医師に相談してください。薬の中止・減量・休止などでめまいが改善することもあります。


めまいが起きた時の対処法と市販薬の使い方

めまいが起きた時には、まずは安静にしましょう。明るいところよりも、静かで暗めの落ち着ける環境がベストです。しばらく横になってめまいが治まり、気持ちが落ち着くのを待ちます。めまいがある時に体をすぐ動かすことはやめましょう。

普段の生活ではストレスを溜めず、生活習慣を見直して規則正しい生活を送るよう気をつけます。

市販薬を活用する例としては、めまいの原因が貧血の場合には鉄剤や葉酸のサプリメントを取り入れるのもいいです。

市販の乗り物酔いの薬は嘔吐中枢を抑制して、吐き気や回転性のめまいに効果があります。これは応急処置なので、まずはめまいの原因を突き止めて、正しい治療ができるように先生と相談してください。何科を受診すればいいのか迷うこともあると思います。

回転性のめまいの場合には体の平衡感覚に関わることが多いので耳鼻科を受診することをお勧めします。

ふわふわする浮動性のめまいの時で顔面や手足のしびれ、頭痛がある時には脳神経外科や神経内科をすぐに受診してください。

立ちくらみのようなめまいの場合には貧血や低血圧などが考えられるので内科受診や、かかりつけがあれば、そちらで相談してください。

スポンサードリンク

まとめ

めまいの治療で使用される薬
めまいの治療
めまいの原因を治療する薬
めまいに伴う症状を軽くするための薬
漢方薬による治療
薬の副作用の可能性
めまいが起きた時の対処法と市販薬の使い方

このエントリーをはてなブックマークに追加
Tweet
LINEで送る
Pocket

Filed Under: めまい 関連タグ:めまい, 薬

スポンサードリンクと関連コンテンツ

記事を探す

スポンサードリンク

カテゴリから探す

  • 慢性的な疾病
    • 高血圧症
    • 糖尿病
    • 血圧・血流
    • 高脂血症
    • 肥満
    • 鈍痛
  • 入院
    • 余命宣告
    • 寝たきり度
    • リハビリテーション
    • 敗血症
    • 人工呼吸
  • 介護
    • 食事制限
    • サプリ
    • 看取り
  • 検査
    • 血液検査
    • コレステロール
    • アミラーゼ
    • 画像診断
  • 胃腸系の疾病
    • 胃がん
    • 膵臓がん
    • 大腸がん
    • 胃潰瘍
    • 胆嚢癌
    • 十二指腸潰瘍
    • 下血
    • 便秘
    • 腸閉塞
    • 潰瘍性大腸炎
    • 膵炎
    • 急性膵炎
    • クローン病
    • 膵管内乳頭粘液性腫瘍
    • 下痢
    • 胃ろう
    • 胃下垂
    • 逆流性食道炎
    • 過敏性腸症候群
  • 心臓系の疾病
    • 狭心症
    • 心筋梗塞
    • 動悸
    • 拡張型心筋症
    • 不整脈
    • 慢性心不全
    • 心臓弁膜症
    • 心肥大
    • 心房細動
    • 虚血性心不全
    • 肥大型心筋症
    • 心筋炎
    • 期外収縮
  • 呼吸器系の疾病
    • 咳
    • 肺炎
    • 肺炎球菌
    • 気管支喘息
    • 肺気種
    • 肺結核
    • 肺気胸
    • 呼吸
    • トリコスポロン
    • 肺がん
  • 脳の疾病
    • 脳梗塞
    • 脳出血
    • くも膜下出血
    • 脳卒中
    • 脳血栓
    • 物忘れ
    • 認知症
    • アルツハイマー
    • 脳血管性認知症
    • 髄膜炎
    • 偏頭痛
    • 脳血管障害
    • パーキンソン病
    • 脊髄小脳変性症
  • 肝臓系の疾病
    • 肝臓癌
    • 肝炎
    • 肝硬変
    • ハーボニー
    • 脂肪肝
    • 胆石症
    • 胆嚢炎
    • 胆嚢
    • 胆嚢ポリープ
    • 腹水
    • 黄疸
  • 血管外科
    • 血管
    • 動脈硬化
    • 動脈解離
    • 腹部大動脈瘤
    • 下肢静脈瘤
    • 閉塞性動脈硬化症
    • 血管腫
  • 泌尿器系の疾病
    • 痛風
    • 膀胱炎
    • 尿路感染症
    • 過活動膀胱
    • 膀胱がん
    • 尿管結石
    • 尿路結石
    • 尿崩症
    • 前立腺肥大症
    • 慢性腎不全
    • 腎結石
    • 腎臓がん
  • 喉
    • いびき
    • 下咽頭癌
    • 痰
    • 食道癌
  • 皮膚の疾病
    • 帯状疱疹
    • 蕁麻疹
    • 水虫
    • 痔
    • 痔ろう
    • 疥癬
    • 乾癬
    • 脂漏性角化症
    • カンジダ症
    • 褥瘡
    • 蜂窩織炎
    • 掌蹠膿疱症
    • 貨幣状湿疹
    • 類天疱瘡
    • ほくろ
    • メラノーマ
    • 皮膚掻痒症
  • アレルギー
  • めまい
    • 立ちくらみ
    • 目がチカチカする
    • 良性発作性頭位めまい症
  • 耳
    • 突発性難聴
    • 三半規管
    • 外耳炎
    • 外耳道炎
  • 血液疾患
    • 鉄欠乏性貧血
    • 頭がぼーっとする
  • 口腔内
    • 味覚
    • 歯茎
    • 歯周病
    • 歯ぎしり
    • 口呼吸
    • 口腔癌
    • 口内炎
    • 口角炎
  • 目の疾病
    • 白内障
    • 緑内障
    • 加齢黄斑変性
    • ものもらい
    • 黄斑上膜
    • 黄斑前膜
  • 鼻の疾患
    • 副鼻腔炎
    • 後鼻漏
  • 神経疾患
    • 肋間神経痛
    • 聴神経腫瘍
    • 筋萎縮性側索硬化症
    • 線維筋痛症
    • 迷走神経反射
  • 甲状腺の疾病
    • 副甲状腺機能亢進症
  • 関節・骨の疾病
    • 肩の痛み
    • 腰痛
    • 関節リウマチ
    • 椎間板ヘルニア
    • 坐骨神経痛
    • 骨粗鬆症
    • 腰椎すべり症
    • 脊柱管狭窄症
    • 腰椎分離症
    • 腰部脊柱管狭窄症
    • 変形性脊椎症
    • 変形性関節症
    • 化膿性脊椎炎
    • 掌蹠膿疱症性骨関節炎
  • 足
    • こむら返り
    • 足のむくみ
  • 顔面麻痺
    • ベル麻痺
    • ハント症候群
  • 心の病気
    • 睡眠
    • うつ病
  • その他
    • 総合診療科
    • セカンドオピニオン
    • 加齢臭
  • 薬剤
  • 食いしばり

Copyright © 2025 koureisya-byouki-iroha.com