日本人の多くが、高齢化し日本人の大半が高齢者の区分に属する時代が近ずいているといいます。物忘れの原因は、「加齢」とも言われます。脳が年齢ごとに萎縮し記憶、判断力、適応能力が、鈍くなります。理由は、刺激の減少だとも言われます。
ご家族の中で、 物忘れがひどい 方はいますか?最近おかしいなと思いませんか?
おかあさんの物忘れがひどいです!
高齢者(イコール)物忘れ
よく高齢者になると物忘れがひどく、認知症になり対応ができないと言われます。確かに、20代~40代ぐらいの男女と70代からの人達の記憶力を測定すれば20代~40代の若者の方が記憶力は上ですよね。
よく、「おばあちゃん。わかったよ。何度目だい?その話し・・・」と本人は、新しい話題を話しているのに何度も話しているとショックを受けます。
中年期に入った方で会話の内容が、同じ会話を何度もしたり言葉が何度も出てくる方いませんか?すぐに間違いだと言う事がわかればいいのですが、気がつかないと認知症の恐れがあります。
その場合、一旦話の話題を変えるようにしてください。強く言ったりすると自分がどんな話題で話しているのかがわからなくなります。
物忘れといっても!進むと認知症です
物忘れより進んだ状態である認知症は種類は豊富です。みなさんがよく知っているアルツハイマー型認知症は脳が萎縮していきます。
血管性認知症は、脳梗塞などの疾患をおこしそのまま認知症を併発します。レビー小体型認知症は、幻覚類が多く統合失調症と間違えられることがあります。
前頭側頭型認知症は、名前の通り脳の前の方と横の方が萎縮しおこります。反社会的な行動が見受けられます。若年性認知症は若い方がなる認知症でありますが、若い方と言っても数年前までは40代の方々が発症していたが最近では、もっと若い方が発症します。
さて、認知症の種類はまだまだありますがこれからお話しする疾患は認知症の前に起こる症状です。この症状は、家族や周りの方々が発見できれば症状の延滞ができます。
ちなみに完治は、1種類だけです。それは水頭症認知症です。
物忘れがひどい!
現実的にだれしも年を重ねると健忘が起こります。だからお年寄りを責めないでください。
最初は、え~と!なんだっけ~!孫のなまえ・・・・・!こんな感じからはじまると思います。ここで間違えてはいけないのが認知症です。
例えば、あなたのご両親が高齢で最近、会話の最初にこれ、あれ、それと名前を付けずに話します。だけど目の前のあなたが自分の家族だと言うことはわかります。
物忘れ外来に行きましょう。
こんにちは!と白衣を着た男性が、笑顔で挨拶してくれます。今日は、どのようなことでお越しになられましたか?と先生がきいてきますからそこでご両親の日常生活を話して下さい。
いろいろな事を聞かれます。過去に職歴や病歴などさまざまです。もしかしたら重大な病気による記憶障害かもしれません。医師は、いろいろな角度からあなたのご両親を診ているのです。
もしかしたら医師がご両親にこんな質問をするかもしれません。
問題1 あなたのお歳を教えて下さい。
問題2 今日は何年ですか?何月?何日?ですか。
問題3 ここはどこだかわかりますか?
この質問は、長谷川式簡易知能評価スケールといいます。けして馬鹿にしている質問ではありません。記憶がどこまでなくなっているかを知りたいのです。
点数をつけ点数が引くいほど認知症の恐れがあります。
よくあるパターンですが、家族が同伴して診察を受ける時なぜか家族が緊張しますよね。おじいちゃん!何言っているの。・・・ごめんなさい、先生・・・!医師が家族に黙る様に言っても答えてしまいます。これでは、きちんとした検査にはなりません。
がっかりしないでください。
家に帰るとご両親は、いや~!疲れたよ!となにがあったんだい!とお茶をすすっています。まず、医師が処方した薬を必ず飲むようにして下さい。
それとあなたがイライラしてはいけません。ご両親の会話に合わせてください。落ち着きますよ。現代医学ではこのような症状を加速させないようにできる薬がでています。安心してください。
まとめ
おかあさんの物忘れがひどいです!
高齢者(イコール)物忘れ
物忘れといっても!進むと認知症です。
物忘れがひどい!
物忘れ外来に行きましょう。
がっかりしないでください。