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なかなか難しいパーキンソン病の診断ができる名医

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パーキンソン病は、高齢化に伴い増えている病気ではありますが、初期の場合、非常に診断が難しい病気です。歩行が困難・手が震える・頻尿になる・あまりよく眠れないなど、他の病気にもよくある症状が出ます。

そこで、 パーキンソン病 の診療科を探すコツ、 名医 について詳しく述べさせていただきます。


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なかなか難しいパーキンソン病の診断ができる医者


- 目次 -

  • パーキンソン病の患者数と誤診
  • パーキンソン病と誤診されやすい病気とその主な症状
  • 初期症状と、患者が初診を受ける可能性がある診療科
  • 正しい診断を受けられない結果
  • 名医を早く見つけるコツ

パーキンソン病の患者数と誤診

パーキンソン病は、イギリス人医師により1817年に発見されました。発症年齢は、40代以降で高齢化に伴い、現在では、人口10万人あたり100人~150人の割合で日本での発症が確認されています。

ごくまれに40代以下での発症もありますが、この場合は、「若年性パーキンソン病」と言われ、遺伝子異常が主な原因とされています。

パーキンソン病によく似た症状が出る場合があります。

例えば、薬剤性パーキンソニズムは、薬剤の影響で、パーキンソン病によくみられる手の震えなどが出現するというものです。

歩行障害があるので、パーキンソン病だと思って治療をしていたが、歩行障害が改善せず、よく調べたら、「特発性正常圧水頭症」だったといったように名医でも診断を誤る場合もあるのです。


パーキンソン病と誤診されやすい病気とその主な症状

前段で述べた病気の他にも誤診につながる症状がありますので、あげておきます。

「脳血管性パーキンソニズム」です。名前の通り脳血管に異常をきたして起こる病ですが、これもまた名医でも間違えやすい病です。相違点で、素人でも解るのは、尿失禁があるとか、手の震えに左右差がないなどです。

「進行性核上性麻痺」です。男性に発症者が多く、今のところ原因不明とされています。安静時は、震えは見られず、病が進行すると、歩行困難になったり、認知症になったりします。

「多系統萎縮症のパーキンソン病型」です。排尿障害や、睡眠時無呼吸症候群を訴えてくる患者が多いとみられます。

「大脳皮質基底核変性症」です。女性に発症者が多く、自分の手が勝手に動く、自分の手が、他人の手のように感じるといった症状が出ます。この「手が勝手に動く」ところから初期症状で、間違えられやすいと考えられます。


初期症状と、患者が初診を受ける可能性がある診療科

パーキンソン病の初期症状と言っても、多岐にわたるため、素人である患者は、症状に合わせた診療科に行きます。例えば、肩の痛み・四肢が、自分の意思と関係なく動く・歩行困難など、「整形外科」に行く場合が一番考えられます。

睡眠障害を疑って、「睡眠専門外来」を受診となる人もいます。

認知症を疑わせる症状が出た場合、認知症に詳しい医者を探しますし、最近は、「かかりつけ医」を持つことを国が推奨していますので、近くの「内科」や、「胃腸科」「外科」を受診する人は多いと思います。

排尿障害があれば、「泌尿器科」に行くでしょうが、女性の場合、恥ずかしさもあり、受診が遅れる結果につながります。こうなると、なかなか名医に会えません。


正しい診断を受けられない結果

上記にあげたように表面的な症状だけで、病院を受診すると、原因不明のまま「ドクターショッピング」となり、費用だけかさむ結果になります。長期間、家計にも響くでしょう。

健康保険料の無駄につながります。つまり、病気を正しく診断できる名医に早く出会う事は、患者だけではなく、国の為にもなるのです。

又、上であげた似た症状だった場合、治療が遅れた結果、認知症が進んだり、死期が早まる人もいるのです。


名医を早く見つけるコツ

名医とは、まず、患者が訴える症状だけにとらわれない診断が出来る方です。

例えば、歩行に支障があるとします。ただ単に整形外科的な観点から「足や腰」だけの診断で「原因不明」で片づけるのではなく、専門医がいそうな病院を紹介する等、専門医と連携出来る方の事です。

まず、初期症状に関しては、自分の専門外である診療科とうまく連携できていないと話になりません。その為にも専門外であろうが、ある程度知識も必要です。

総合診療科(医)を紹介してくれる医者もありうるとなります。総合診療科(医)とは、患者が訴える症状をあらゆる角度から診断する専門職であり、結果的に病気を診断したら、速やかに患者が通いやすい専門医に繋げてくれるパイプ役です。

そして、肝心のパーキンソン病の専門診療科と、専門医というのは、脳神経外科あるいは神経外科と看板を掲げ診療しています。

しかし、難病指定されているパーキンソン病を専門に診ているだけではないため、早いうちに脳神経外科あるいは神経外科を訪れる事が出来ても他の医療機関を紹介される可能性は意識しておくべきです。

今、国は、患者負担を利用して、初診で大病院に患者が集まる事を防ごうとしていますので、ネットなどで、大病院の専門医を見つけたとしても、まずは、近くの脳神経外科あるいは神経外科へ行き、そこから紹介してもらう事が、名医にめぐり合える近道です。

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まとめ

なかなか難しいパーキンソン病の診断ができる名医
パーキンソン病の患者数と誤診
パーキンソン病と誤診されやすい病気とその主な症状
初期症状と、患者が初診を受ける可能性がある診療科
正しい診断を受けられない結果
名医を早く見つけるコツ

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