背中から肋骨にかけて痛みやしびれがある 肋間神経痛 ですが、いつまでも治らないのは身体的にも精神的にも辛いです。さまざまな原因がある中から最適な治療法を見つけ、一日でも早く完治することができるように今日は 治療 方法をご紹介していきます。
肋間神経痛を一日でも早く治療するには?
肋間神経痛の症状と原因
肋間神経痛は肋骨付近の神経に圧迫や刺激が加わり痛みを発する傷害です。原因はさまざまなものが考えられますが、骨折や変形症などの怪我や身体の冷え、ストレスなどが主な原因といわれています。
また、帯状疱疹が原因で痛みを発している場合もあるので、皮膚表面に発心が出ていないかなども注意してみることをおすすめします。
我慢は禁物
肋間神経痛の治療法は原因によってもさまざまなものがありますが、どの症状にも共通することが、“痛みを我慢し続けない事”です。
もちろん、人によって感じる痛みは異なるので、ものすごく痛いと感じる方もいれば、あまり痛みを感じない方もいます。
ただ、痛みが悪化してからでは治療にかかる時間も長くなり、苦しい時間が続いてしまうので、自分の身体に異変を感じた場合にはすぐに病院へいって診察してもらうことがおすすめです。
神経の圧迫が原因の場合の治療
筋肉や骨によって神経が圧迫される場合には、その圧迫を取り除いてあげることが重要です。筋肉をほぐす、姿勢を矯正するなどをおこなって身体へのストレスをなくしてあげると痛みやしびれが楽になってくると言われています。
また、自宅でもストレッチや身体をお風呂などで温めることで症状の改善や予防に役立ちます。
帯状疱疹が原因の場合の治療
帯状疱疹は体内にウイルスが入って皮膚表面に発疹がでる症状です。このウイルスは肋間神経を刺激するひとつの原因になるため、まずウイルスを身体から排出することが大切です。病院へいき薬などを処方してもらう場合もある可能性があるため、先生の指示に従いましょう。
ストレスが原因の場合の治療
肋間神経痛には、ストレスが原因で起こる場合もあります。この場合には、肋間神経痛の治療ももちろん必要ですが、原因となるストレスをまず取り除くことが重要です。
原因のストレスは何なのかをまずは見つけ、どのように解決していくかを考えていきましょう。運動などストレス解消ができるものを見つけるほか、必要があれば病院を受診するなどしてストレスを取り除いていくよう努めましょう。
応急処置として簡単に行える方法
痛みが出た際に、自分である程度痛みを緩和することができたり、痛みが出ないように予防できるとうれしいですよね。
まず、神経痛には、温めることが効果的です。痛みで拘縮している筋肉などの周りの組織がほぐれて痛みが緩和できるだけでなく、精神的にもリラックスでき痛みが落ち着くなどの効果もあると言われています。
その他には、ストレッチやマッサージなどで筋肉をほぐすことも効果的です。ただし、ストレッチやマッサージは痛みがないときに行うことをおすすめします。
痛みがあるときに無理に行うと、筋肉が痛みから身体を守ろうとしてさらに筋肉を硬くしてしまい痛みを増強させてしまう可能性があるためです。
筋肉をうまくリラックスした状態を保ってあげることで症状を出にくくすることもできると言われているので、適度な強さで行ってあげましょう。
病院での治療方法
自律神経の乱れも症状がでる一つの原因と考えられているので、整骨院などでは自律神経を整える目的で針治療を行うこともあります。針治療を行うことで自律神経に働きかけ、背骨付近の血行を改善し、背中周りの凝りや張りなどを緩和させる効果があります。
この針治療での効果はWHOで認められているという報告もあるので、いち早く痛みをなくしたい方にはお勧めです。ただし、針治療は資格を持っている鍼灸師でしか行うことができないので、事前に病院で症状などを伝えて針治療が行えるかどうかの確認をしておくほうが良いです。
これまでさまざまな治療方法を紹介してきましたが、痛みは人それぞれで違いますし、効果的な治療法も異なってきます。まずは、ご自分の症状を細かく病院の先生へ伝えることが重要です。そのうえで、先生と治療方針を話し合い、納得した治療を受けてください。
まとめ
肋間神経痛を一日でも早く治療するには?
肋間神経痛の症状と原因
我慢は禁物
神経の圧迫が原因の場合の治療
帯状疱疹が原因の場合の治療
ストレスが原因の場合の治療
応急処置として簡単に行える方法
病院での治療法