「咳が止まらない・熱はない症状の病気とは(前編)」では、咳が止まらない理由についてご説明いたしました。後編では、咳が止まらない原因について、また 咳が止まらない だけで 熱はない 時に何科に受診したらよいのかご紹介いたします。
咳が止まらない・熱はない症状の病気とは(後編)
高齢者は非定型的症状のケースも!
肺炎や、慢性閉塞性肺疾患(COPD)など、通常は発熱や微熱を伴うとされる疾患であっても、高齢者は発熱症状が見られないまま急激に病状が進行することがあります。
少しの倦怠感や食欲不振があった、慢性疾患ともなると、またいつものことだからという過信傾向が心不全などの重症化を招いてしまいます。咳が止まらない症状があった場合には、医師に相談し原因究明をすることです。
熱がないから大丈夫ということは全くありません。何らかの異常が体の中で起きているサインが、咳が止まらない状態なのです。
咳が止まらない・熱がない場合の受診は何科?
咳が止まらないだけで、熱もない時に何科に受診しますか?
よくネットで、この症状なら〇〇科などのアドバイスを目にします。咳が止まらない病気の原因を突き止めに受診をするのですから、呼吸器内科もしくは耳鼻咽喉科でしょう。
しかし、高血圧や糖尿病などの基礎疾患で通院されている場合まずかかりつけ医に相談されるのがベストです。かかりつけ医で、精査が出来ない場合に専門医に、あなたの診療情報提供書と共に紹介状を書いて下さるでしょう。
自己判断で、新たな病院に行くのではなく、きちんと情報を連携させることが肝心なのです。まず、かかりつけ医で現在の症状や検査の意思を伝えてみてください。
常識!早めの受診と「咳エチケット」はマナー
咳が止まらない場合は、何かの病気があるのかもしれないと思うが大切です。受診し精査し、問題がなければ万々歳です。だた、咳が止まらない・寒暖で咳が出るなど、異常がなくても出てしまう方はマナーとしてマスクの着用をおすすめします。
熱はないし、大したことがないと思ってしまいがちです。他人からは、あなたが健康なのか、うつる風邪なのかもわかりません。嫌な思いをされる方もいらっしゃいます。同じ社会の一員として、優しい心で配慮したいものです。
まとめ
咳が止まらない・熱はない症状の病気とは(後編)
高齢者は非定型的症状のケースも!
咳が止まらない・熱がない場合の受診は何科?
常識!早めの受診と「咳エチケット」はマナー