糖尿病の合併症が起こると、生活に支障が出ます。合併症が出てしまったら大変なことがわかっていても、なかなかコントロールは自制心によるところが大きいものです。糖尿病の合併症は努力を怠るとすぐにでも目を覚まそうとします。
合併症の詳しい情報や発症年数の目安についてご説明致します。
今回は、 糖尿病 の 合併症 が起きる 順番 と目安の年数についてお伝えいたします。
糖尿病の合併症が起きる順番と目安の年数とは(前編)
糖尿病が原因で起こる合併症の種類
糖尿病による影響で起きる合併症は大分すると3つに分けられます。高血糖状態が続くと、なぜ合併症を発症させるのか原因は不明ですが、統計では高血圧を伴う人ほど、血管障害や腎症を発症させるリスクが高いことがわかっています。
糖尿病の合併症をコントロールするには血糖だけではなく、全身の健康管理が必要不可欠であると言えるでしょう。糖尿病を有する方の中で、糖尿病の認識はあっても、正しい病識で改善まで至ることが難しい方が多くいらっしゃいます。
少しだけ、今日だけならいいかもしれないと自己判断をしがちな傾向にあります。合併症は常日頃の積み重ねで発症を遅らせることができるので、「少しだけ」や「今日だけ」という考えは止したほうが良さそうです。
糖尿病の合併症の順番と注意し続けるべきリスク
糖尿病の合併症がどのような順番で発症するのかというと、神経障害→血管障害→腎症で最終的には混合的に合併症が起きやすくなります。他にも、糖尿病と診断された方が注意して頂きたいのが、感染症や受傷です。
合併症も、日常生活に支障をきたしますが、感染症や受傷はごく身近に存在することが、命にかかわることだと強く認識しておいて頂きたいのです。
感染症・受傷においては常につきまとうリスクであり、風邪や水虫、インフルエンザ等の感染症は重症化しやすく、小さな切り傷・擦り傷が化膿し、最悪の場合は壊死することが容易にあります。
どちらにおいても、治癒までに時間を要しますので、感染症や小さくても受傷をしたら必ず医師に診てもらい適切な処置を講じてもらうことがリスクの低減になります。
まとめ
糖尿病の合併症が起きる順番と目安の年数とは(前編)
糖尿病が原因で起こる合併症の種類
糖尿病の合併症の順番と注意し続けるべきリスク