糖尿病はインスリンの作用が十分できなくなり、血液中のブドウ糖が有効に体全体に活用できなくなるため、血糖値が上がっていく病気です。1度糖尿病が発症すると、症状は一生つきまとう病気です。血糖値が高くなる要因は、アルコール、寝不足、疲労、ストレス、過食などさまざまです。
糖尿病は原因よって、4つのタイプに分かれますが、第2型糖尿病という生活習慣から発症する糖尿病患者が95%近くと言われています。生活習慣を考える上で糖尿病は、カロリーをコントロールすることが大事です。
お菓子などの高カロリーな食べ物は糖尿病患者は食べてはいけないのでしょうか。本日は 糖尿病 と お菓子 を食べてはいけないのか?というテーマをお伝えします。
糖尿病患者はお菓子を食べてはいけないのか?
生活全般のバランスが崩れることで発症する糖尿病
第2型糖尿病においては、インスリンという血糖を下げるホルモンが作用しなくなるため、症状が発症します。血糖値は必ずしも甘い物やお菓子を食べ過ぎた結果上がるのではありません。
糖尿病は過食やストレスや寝不足などの生活全般のバランスが崩れることにより、血糖値が高い状態が続くことで発症してしまう病気です。例えばカロリーのある、お米やパンなどの主食を食べても、食べ過ぎても血糖値が上がりますので、生活全体のバランスを整えることが大事です。
糖尿病とお菓子
生活全体のバランスが大きく関わる糖尿病ですが、食生活のバランスを整えることも大事なことです。カロリーや糖質を抑えて、過食を避けるなどのことが必要です。では糖質の高いお菓子は全く食べてはいけないのでしょうか?
お菓子は少ない量の摂取でも、高い糖質があるため、出来るだけ避けるべすべきです。しかしちょっとしたお菓子はどうしても食べたくなってしまうものです。
そうした時は、砂糖なしのカフェオレ、ミルクティなど糖質の少ない乳製品は、満足感を得るためにオススメです。さらにフルーツや乳製品を食べて、お菓子を食べることは避けましょう。
間食は辞めるべき
もしどうしでもお菓子や甘い物を食べたくなった時は、間食には気をつけましょう。1日の血糖値が変動が激しくなる糖尿病において、高血糖にならないためには日常生活でのケアが大切です。食事後は血糖値は上昇していき、時間をおくと下がります。
しかし間食をしてしまうと、また血糖値が上昇するため血糖値が上がったままになります。3時のおやつ、という言葉もありますが、3時ごろに間食をしてしまうと、高血糖の状態で夕食を迎えてしまいます。できる限り間食はせずに、食事の1部として食べるべきでしょう。
糖尿病の自覚症状
第2糖尿病は自覚症状がない間に、症状がゆっくりと進行していきます。そのため本人が気づかない間に、症状が重くなるケースがあります。代表的な症状を4つ紹介します。
1つ目は、尿の量が多くなることです。2つ目は、多尿により脱水症状なり水分をたくさん必要とする多飲です。3つ目は、体重の減量です。糖が尿から排出されるため、脂肪を利用してエネルギー源とするため体重が減ってしまいます。
4つ目は体重減量やエネルギー不足によっておこる疲れです。これらの症状は少しづつ進行するため、自分が糖尿病だと発見することが遅れてしまうことが多くあります。
糖尿病の食事療法
糖尿病においては、血糖値をコントロールするために全ての患者が食事療法を行っていく必要があります。血糖値の上昇を避けるために、高カロリーな食事を制限することも1つの食事療法です。
さらにカロリー制限だけでなく、体内に必要な栄養素やエネルギーが行き渡るような配慮も必要です。バランスのとれた食事をすることで、血糖値をコントロールしていきましょう。食事を行う時間帯も非常に重要です。
朝、昼、夜とバランスのとれた食事量を行い、1度に体のかかる負担を軽減し、どうしても、という時以外はお菓子を食べることは避けましょう。
まとめ
糖尿病患者はお菓子を食べてはいけないのか?
生活全般のバランスが崩れることで発症する糖尿病
糖尿病とお菓子
間食は辞めるべき
糖尿病の自覚症状
糖尿病の食事療法