肩こりや頭痛など原因不明の体の不調で悩まれておられませんか?歯がもろくなった、ぐらぐらするなんて症状はありませんか。もしかすると、歯ぎしりが原因かもしれません。歯ぎしりは日中も夜間も起こる病気です。
意外と多くの方が悩んでいる 歯ぎしり の 原因 や歯ぎしりに隠れた病気についてお伝えします。
意外と多い悩み!歯ぎしりの原因と隠れた病気とは?
実は多くの人が歯ぎしりをしている!?
「歯ぎしり」は、割と多くの人が歯ぎしりをしていると言われています。覚醒時では、自身にとって耐え難いストレスを抱えたときに奥歯を噛みしめ、その状況をやり過ごすことがあります。
このような耐え難いストレスは、ほとんどの方が経験されたことがあるのではないでしょうか。
無意識に、歯をカチカチと合わせる、音をたてて歯ぎしりしてしまう方もおられます。ほかにも寝付き始めたとき、睡眠が浅い状態時にギリギリと歯をこすり合わせる歯ぎしり音は、パートナーや家族の指摘によって自覚されることが多いようです。
歯ぎしりしやすい人の特徴とは?
歯ぎしりをしやすい方の特徴は誰よりも努力を惜しまない、生真面目・几帳面なタイプ、攻撃的な性格、負けず嫌い、ストレスの発散方法が少ない、もしくはない、極度な多忙、日常や時間に追われている方などといわれています。
アルコールや喫煙、遺伝によっても歯ぎしりが起こると言われていますが、詳しい因果関係については解明されていません。
歯ぎしりの主な原因とは?
歯ぎしりの原因は、現時点では身体・精神的なストレスが多いタイプに起こりやすいといえるでしょう。
そもそも歯ぎしりのメカニズムは、頬の筋肉から伝達された神経シグナルが小脳、大脳皮質などを通して、中枢神経系に作用し感覚機能が抑制され、力のコントロールがきかない状態となり過度に動き過ぎてしまった結果が、歯ぎしりです。
病気や疲労、精神的なショックによるストレスによって、自律神経に影響を及ぼしていることが原因です。影響を及ぼしている事柄が何かがわかり、原因(ストレス)を取り除くことができれば歯ぎしりは改善すると考えてもいいのではないでしょうか。
しかしながら、わかっていても取り除くことが不可能なこともあります。その場合には、違う方法を模索せねばなりません。
病気が原因の歯ぎしりもある
歯ぎしりが実は病気のサインや薬の副作用だったという場合もあります。歯ぎしりを突然するようになった、熟睡感がないなど今までに感じられなかった症状を感じた場合には注意が必要です。
精神障害や自律神経失調症、ナルコレプシーを始めとする睡眠障害、循環器疾患の発症、内分泌疾患、消化器障害による影響なども考慮しなければなりません。
過度の食いしばりをしている、眠りが浅くなった、歯ぎしりを指摘されたなどの症状がある場合には、歯科・内科などで医師に相談されてみてはいかがでしょうか。
歯ぎしりの原因の緩和と治療が大切
歯ぎしりの原因を特定することは容易ではありません。原因が明らかである場合には、調整や休息を積極的に取り入れることで改善されていくかもしれませんが、原因が特定できない場合、歯ぎしりをされているご本人にとっては不調や苦痛がつきまといます。
放置しておいても症状が悪化し、開口障害や肩こり、手首などの痺れ、全身状態の悪化・病気の発症へと繋がってしまいます。
精神的な負担が大きい場合には、心療内科などの通院も必要です。抵抗があるという方は、まず歯科、内科の主治医に相談されるのもいいかもしれません。
漢方薬などの服用で症状が軽減されたケースもあります。歯ぎしりの原因が解決されることが望ましいですが、ご自身にストレスをかけ過ぎない向き合い方を、改めて見直すことも大切ではないでしょうか。
まとめ
意外と多い悩み!歯ぎしりの原因と隠れた病気とは?
実は多くの人が歯ぎしりをしている!?
歯ぎしりしやすい方の特徴とは?
歯ぎしりの主な原因とは?
病気が原因の歯ぎしりもある
歯ぎしりの原因の緩和と治療が大切