喉 が イガイガ や 咳 が続くと、体が疲弊し日常生活にも影響や支障がでてきます。喉がイガイガして咳がでるのか、咳のし過ぎで喉がイガイガするのか、その症状は一体どこからくるのかご説明いたします。
止まらない咳と喉のイガイガの原因とは?(前編)
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不快な喉のイガイガとはどんな症状・咳の種類は?
不快な症状の喉のイガイガがどのような症状かニュアンスがつかめない方もおられると思います。
イガイガ感はもちろんですが、喉にいつも引っかかりや、つっかえ感、ザラザラ、くすぐったいなど感じ方は、人によってさまざまです。思わず咳払いをして除去したくなるような喉に違和感があるのがこの症状の特徴です。
咳はいつ頃から出始め、どんな咳がでるのか、咳が良く出る時間帯はどうでしょうか?熱の有無、咳は、痰がらみなどを伴った湿った咳か、乾いた咳でしょうか。
また、何か決まった行動をとると出ないかなど、ご自身の症状がどうだったかなと思い出して頂くと、病院に受診した時の診断に役立ちます。
喉の病気以外でも喉がイガイガ・咳症状が出る
喉がイガイガ、咳症状がでると、喉の病気に感じがちです。実は、喉の病気以外の、鼻・口腔・食道~胃・頚部・筋肉などが病気でも症状がでることがあります。
他にも、心因性やストレスによって引き起こされることもあり、安易な自己判断は症状を長引かせ、癌や感染症などの疾患があった場合には発見が遅れることもあります。市販薬や漢方に頼る前に、まずは受診し原因をしっかりと突き止めることが肝心でしょう。
咳・喉イガイガ・喘鳴「気管支喘息」
アレルゲン・ウイルス・喫煙などによって気管支が狭まり、痰がらみや咳が早朝深夜にかけて集中して症状がでます。ゼーゼー・ヒューヒューといった喘鳴・発作性呼吸困難・喉のイガイガなども特徴的な症状です。
梅雨や季節の変わり目には、喘息発作が起きやすく、アレルゲンとなるものに触れた場合にはすぐに症状が出始めるため注意が必要です。
喉の奥がイガイガ・乾いた咳「咳喘息」
近年増加中の咳喘息は、気管支喘息との識別の違いは喘鳴や呼吸困難症状が出ない気管支の炎症症状のことです。しかし、気管支喘息の前段階症状であることは否めず注意が必要です。
アレルゲン・花粉・運動・飲酒・早朝夜間・気温差のある空気を吸った時・緊張状態など多岐にわたる要因によって、喉のイガイガや咳がでます。中には、痰がへばるような喉の違和感を覚えることもあるようです。
アレルギー素因を有される方は、かかりやすいと言われていますので花粉症などのアレルギー反応が気になる方は専門医でしっかりとみて頂くことが望ましいといえるのではないでしょうか。
アトピー素因があるとなりやすい?「アトピー咳嗽」
アトピー咳嗽は、体質的要素(アトピー・ドライスキンなど)・環境要素(食べ物・汗・乾燥・刺激など)のアトピー素因があるとかかりやすいと言われています。
ほかにも、アレルギー性鼻炎などのアレルギーとの関与が大きいといわれ、乾いた咳が1か月以上、喉のイガイガ・痰のへばり感などの症状があるとこの病気を医師は疑います。
まとめ
止まらない咳と喉のイガイガの原因とは?(前編)
不快な喉のイガイガとはどんな症状・咳の種類は?
喉の病気以外でも喉がイガイガ・咳症状が出る
咳・喉イガイガ・喘鳴「気管支喘息」
喉の奥がイガイガ・乾いた咳「咳喘息」
アトピー素因があるとなりやすい?「アトピー咳嗽」