栄養バランスを整え、 ビタミン 類を多く含む 食べ物 を摂ることで 口内炎 は予防できます。
皮膚や粘膜を保護するビタミンB2、皮膚や粘膜を強化や炎症を抑えるビタミンB6、ウイルスの抵抗力や傷・炎症を抑え、粘膜を保護するビタミンC・Aなどのビタミン類は、口内炎に効果があります。
口内炎と食べ物のビタミンとの関係は?
口内炎パッチ
口内炎パッチは、患部に貼付し定着させ、治療効果が期待できる貼付剤です。口内炎パッチは、口中の湿った環境でも、また、食事の時でも使用が可能で、患部に定着できます。
パッチはフィルムタイプで、患部を治療薬シールが覆うので、痛みがあまりなく治療薬が浸透して効くという利点があります。
パッチはすぐに剥がれることはなく、食べ物があたってもあまり痛くないようです。舌の表面であればパッチを使用できます。
舌奥の場合は塗り薬がおすすめです。痛みがひどい場合の口内炎パッチには、大正クイックケアなど、また、シールが数十分で溶けるパッチが必要な場合は、トラフルダイレクトなどがあります。
今回は、口内炎と食べ物についてお話します。
栄養バランスを考えた食事や、ビタミン類を多く含む食べ物を摂ることによって口内炎は予防できます。
ビタミンB2は、動物性食品や乳製品などに多く含まれています。ビタミンB1は、肉、豆類、ウナギなど含まれ、タマネギなどと一緒に摂ると吸収が高まります。
皮膚・口粘膜の強化や抗炎症作用があるビタミンB6は、アボガド、バナナ、卵、マグロ、鶏ささみ、レバー、ごまなどに、抗炎症作用や免疫力を高め、病原体から体を保護するビタミンCは、小松菜、芽キャベツ、パセリ、レモン、ブロッコリーなどに含まれています。
豚肝臓、パセリ、にんじんなどにはビタミンAが含まれています。ビタミンB1が豊富な豚の生姜焼き、ビタミンB2の豚レバー、アロエヨーグルト、バナナパン・ジュース、野菜サラダなどの食べ物は、口内炎時あるいは口内炎予防にも効果があります。
口内炎の種類
代表的な口内炎の種類は次のとおりです。
アフタ性口内炎
最も多くみられる口内炎で、白い小さなアフタ(潰瘍)ができますが、約2週間で治癒します。繰り返す再発性アフタ性口内炎になる場合があります。潰瘍部分がしみて痛みます。
カタル性口内炎
口中粘膜が赤く腫上がり、白くただれたりする口内炎で、境界もはっきりしません。唾液が増えたり、口中が熱くなったりして、味覚もおちたりします。
カンジタ症口内炎
カビの一種であるカンジタ菌の口中増殖による口内炎です。白い斑点が苔のようになり頬内側、舌、上顎などに付着し、しみて痛みをともないます。
アレルギー性口内炎
虫歯治療などの菌属、食べ物や服用薬などのアレルギー反応による口内炎です。
口内炎の原因
口内炎ができる原因には、栄養・ビタミン不足、ストレス、口中の怪我などがあります。
ストレスは自律神経の乱れを引き起こし免疫力を下げます。これにより口内炎が起こりやすくなります。頬内側を噛んだりすると、そこから菌が侵入し口内炎になります。
ウイルス性口内炎
ウイルス性口内炎は、ウイルスの感染により小さな水疱の炎症が多発し、潰れてびらんやただれになります。ウイルスには、口唇ヘルペスウイルス、カビの一種であるカンジタ菌、かぜウイルスなどがあります。
ヘルペス性口内炎は乳幼児に多い口内炎で、単純ヘルペスウイルス1型に感染したときによく発生します。ヘルペスウイルスは接触感染します。
ヘルペス性口内炎が発症すると、高熱、口内の痛み、歯茎の炎症などがあり、数日後解熱時に唇裏側や舌などに口内炎ができます。
アレルギー性口内炎
食物、金属や化学物質などにアレルギーをもっている人に起きる口内炎です。
口中、広範囲にただれのような炎症が発生します。白い潰瘍や水ぶくれになる場合があります。
まとめ
口内炎と食べ物のビタミンとの関係は?
口内炎パッチ
口内炎の種類
口内炎の原因
ウイルス性口内炎
アレルギー性口内炎