「肺炎球菌ワクチンの接種を受けましょう(前編)」では、肺炎とはどのような病気なのか、また肺炎と肺炎球菌にはどのような関係があるのかご説明致しました。後編では、肺炎球菌とはどのような細菌なのか、そして感染症対策のための 肺炎球菌 ワクチン 予防接種についてご紹介致します。
肺炎球菌ワクチンの接種を受けましょう(前編)
平成26年10月1日から平成31年3月31日まで、65歳以上で100歳まで5歳刻みの高齢者を対象に、 肺炎球菌 ワクチン の接種が定期的に行われるようになったのをご存じでしょうか?もしご存じなければ、ぜひ、肺炎球菌ワクチン接種を受けるようお勧めいたします。
というのも、日本人が罹患する肺炎の中で、肺炎球菌で感染する人が一番多く、何らかしらの対策をということで、肺炎球菌ワクチンの接種が始まったのです。当然、ワクチン接種を受けた場合と、受けない場合では肺炎になる割合が明らかに違います。
そこで、肺炎球菌の背景をご紹介しつつ、肺の病気の中で、最も死者数が多い肺炎について、説明することにいたします。