医師から、あなたの 大腸がん は ステージ4 で 余命 は12ヶ月と宣告されたら、誰でも愕然とするでしょう。頭の中は真っ白で、何も考えられない状態に陥ることになるでしょう。目の前の事実を理解しようとすることに一生懸命で、とても悲しくて涙を出す暇もないかもしれません。
大腸がんステージ4について
大腸がん はその浸潤の具合により0から始まって4までと5つのステージに分けられます。 ステージ4 はその中でも最も重く癌が大腸壁に留まらず、すでに他の臓器へと転移が始まっている状態をいいます。
ここから快方に向かわれる方と末期と診断され死期を迎える方とに分かれる最終ステージでもあり、5年生存率も18パーセントと低くなります。ここでは転移初期の状態から治療手段を見出すことのできない末期がんにいたるまで、癌の転移のしくみや症状、治療について説明して行きます。
ステージ4の胃がん治療の選択肢
ステージ4 は、 胃がん の末期です。ここまで来ると、もはや胃だけの問題ではなく肝臓や肺などの臓器にがん細胞が遠隔転移しており手術で完全にがんを取り除くことは難しくなります。
そして残念ながら、この段階での5年生存率は10%以下です。治療方針をどうするか、医師と患者本人共に非常に難しい選択を迫られることになります。
今回は、末期がんにおける考え方や治療法をご紹介します。