「死亡率が高い腸閉塞(前編)」では、死亡率の高い絞扼性イレウスについてご説明致しました。絞扼性イレウスにより血流障害を起こした腸は早ければ数時間で腐ってしまうので、一刻も早い治療が必要となります。
後編では、 死亡 することもある危険な 腸閉塞 を生じる病気についていくつかご紹介致します。
「死亡率が高い腸閉塞(前編)」では、死亡率の高い絞扼性イレウスについてご説明致しました。絞扼性イレウスにより血流障害を起こした腸は早ければ数時間で腐ってしまうので、一刻も早い治療が必要となります。
後編では、 死亡 することもある危険な 腸閉塞 を生じる病気についていくつかご紹介致します。
腸閉塞 はとても多くの原因によって起こりますが、急激に状態が悪化する、あるいはしばしば 死亡 する怖い病気・病態があります。腸の血流障害が原因になっているタイプで絞扼性イレウスと呼ばれます。
絞扼性イレウスは内・外ヘルニアや腸間膜動脈虚血などの病気が原因で起こります。典型的には激しい腹痛を伴いますが、特に高齢者ではほとんど痛みを訴えないケースもあります。多くは緊急手術を要しますが、救命できないことも少なくありません。