糖尿病 は血糖値が増加する病気ですから、血糖コントロールの状況を知るためには 血液検査 が欠かせません。
ただし病院の先生は血液検査で血糖値や血糖に関連した数値だけをみているわけではなく、患者さんの状態にあわせて腎臓の機能や、中性脂肪、コレステロール、さらにはヘモグロビンといった項目も一緒にチェックしていることが多いのです。
糖尿病 は血糖値が増加する病気ですから、血糖コントロールの状況を知るためには 血液検査 が欠かせません。
ただし病院の先生は血液検査で血糖値や血糖に関連した数値だけをみているわけではなく、患者さんの状態にあわせて腎臓の機能や、中性脂肪、コレステロール、さらにはヘモグロビンといった項目も一緒にチェックしていることが多いのです。
糖尿病 は基本的には 完治 することがありません。一生食事や運動療法、場合によっては薬を続けることが必要です。
ただし良い血糖コントロールを持続させて糖尿病合併症を起こすことなく、健康な人と同じような状態を保つことは十分可能です。糖尿病は“治す”病気ではなく、生涯を通じて“なかよくつきあっていく”病気なのです。
糖尿病 の 治療薬 には注射薬と経口薬(飲み薬)があります。注射薬にはインスリンとGLP-1受容体作動薬があります。経口薬はSU(エス・ユー)薬、DPP-4(ディー・ピー・ピー・フォー)阻害薬、ビグアナイド薬、速効型インスリン分泌促進薬、インスリン抵抗性改善薬、SGLT2(エス・ジー・エル・ティー・ツー)阻害薬、α-グルコシダーゼ阻害薬の7種類があります。
これらの薬を1剤だけ、あるいは複数の薬を併用して血糖値をコントロールします。
糖尿病はかなり血糖値が高くならないと症状が出ません。つまり自覚症状の有無はほぼ参考にはなりません。したがって 糖尿病 や血糖値の状態を チェック するには、実際に血糖値を測定する必要があります。
医療機関や健診などで実際に採血検査を受ける方法と、実際に糖尿病の患者さんが行っている血糖自己測定という方法とがあります。状況によっては自分でチェックするよりも早急に医療機関を受診した方がよい場合もあるので注意が必要です。
糖尿病は血糖値が異常に高くなる病気ですが、糖尿病の前段階である境界型糖尿病の時期はもちろんのこと、糖尿病になっても血糖値が相当高くならないと症状が出ません。
つまり 糖尿病 に 初期症状 は存在しないのです。そのため健診や人間ドックで採血検査を受け、血糖値の異常を指摘された場合は医療機関を受診することが早期発見に不可欠です。