「手強い潰瘍性大腸炎に食事で向き合う!賢い付き合い方とは(前編)」では、潰瘍性大腸炎の方が控えるべき食物についてご紹介いたしました。後編では、 潰瘍性大腸炎 の方が摂るとよい 食事 についてご紹介いたします。
手強い潰瘍性大腸炎に食事で向き合う!賢い付き合い方とは(前編)
潰瘍性大腸炎は、その治療の難しさから国の難病にも指定されています。食事上の制限が多く辛さを感じる時も多いですが、工夫しだいで状態を良好にし、病気と賢く付き合うことも可能です。
今回は 潰瘍性大腸炎 の方の 食事 の注意点や工夫について詳しくご説明いたします。
潰瘍性大腸炎の代表的な5つの症状
潰瘍性大腸炎の原因については、まだ解明が進んでいないこともあり潰瘍性大腸炎は厚生労働省特定疾患の難病に指定されています。病気は重症度によって経過はさまざまですが、あらわれる症状は共通し、重症化するほど症状も顕著になってきます。
今回は、 潰瘍性大腸炎 の代表的な 症状 について詳しく解説します。
潰瘍性大腸炎とはどんな病気?
潰瘍性大腸炎 は大腸粘膜に炎症を生じた結果、びらんや潰瘍ができる病気で、厚生労働省の指定難病です。下痢や軟便、粘血便、腹痛が主な症状で、合併症として大腸癌リスクの増加、原発性硬化性胆管炎、中毒性巨大結腸症などがあります。
重症、中等症、軽症の3つに分類され、治療の基本は薬物療法や血漿成分除去療法などの内科的治療ですが、重症例などでは外科的治療が行われる場合もあります。