止まらない 咳 と 痰 をともなう湿性咳嗽が3週間以上続く場合は、その原因の多くは細菌性肺炎、気管支炎、肺結核症、COPD、肺水腫、肺がん、気管支拡張症などの非感染性の疾病が考えられます。咳や痰が2週間以上続いたり、血痰・喀血がみられたり、緑色やさび色などの痰や強い粘度の痰がみられる場合は、呼吸器内科の受診が必要です。
アレルギー性鼻炎は手術で治るの?
アレルギー性鼻炎 の 手術 には、レーザー手術と神経切断手術があります。アレルギー反応がでないように、炭酸ガスレーザーなどで鼻粘膜を薄く焼きます。
神経切断手術は、レーザー手術で効果がみられない重度のアレルギー性鼻炎の人が対象となります。副交感神経の一部を切断し症状を緩和する手術です。
命を救う人工呼吸器の設定は?
人工呼吸器 の初期 設定 項目には、換気様式、吸入酸素分画、1回換気量、換気回数、呼気終末陽圧(PEEP)、アラーム、加温加湿器などがあります。
自発呼吸がない場合は調節換気のCMVモードで、自発呼吸がある場合はSIMV、CSV、補助/調節などを選択します。換気様式には調節換気と部分的補助換気があります。
腹水が溜まるとその余命は?
肝硬変などでは、タンパク質合成が低下しアルブミンの減少から浸透圧低下が起こり、非炎症性腹水が発生します。また、がん性腹膜炎などでは炎症性腹水が溜まります。
がんなどによる炎症性 腹水 は 余命 を短くします。CART療法は余命わずかで治療ができない人には優れた療法です。
痰が絡む病気は何?
痰が絡む 病気 は、感染症では風邪やインフルエンザ、肺結核などで、呼吸器系疾患では肺炎、気管支炎、慢性閉鎖性肺疾患、肺がんなどがあります。アレルギー疾患では花粉症や喘息が、内分泌系疾患では甲状腺の病気などがあります。
風邪による痰は、細菌や白血球の残骸などの粘性の高い黄色や黄緑色の痰です。