「闘病記は多くの人が大腸がんの実態を知る貴重な情報源です(前編)」では、闘病記を読むための大腸がんの基礎知識について説明いたしました。後編では、各ステージの説明やどのような 大腸がん の 闘病記 が存在するのかご説明いたします。
闘病記は多くの人が大腸がんの実態を知る貴重な情報源です(前編)
大腸がん に罹患した人の 闘病記 を読むためには、大腸がんはどのようながんなのか、どのような種類があるのか、ステージって何、というような基礎的な知識がないとほとんど理解ができません。最低限必要な知識を得て、闘病生活の実態について学習してみましょう。
大腸がんの予防に効果的なものとは?
大腸がんは日本では増加傾向にあり、癌の部位別の死亡率で大腸がんは女性で第1位、男性で第3位となっています。このような 大腸がん を 予防 するにはどうすればいいんでしょうか。
大腸がんになりやすい生活習慣や、大腸がんの予防に効果的だと言われていることを紹介します。まずはできることから、大腸がんのリスクを抑えることのできる生活習慣に変えていきましょう。
大腸がんステージ4について
大腸がん はその浸潤の具合により0から始まって4までと5つのステージに分けられます。 ステージ4 はその中でも最も重く癌が大腸壁に留まらず、すでに他の臓器へと転移が始まっている状態をいいます。
ここから快方に向かわれる方と末期と診断され死期を迎える方とに分かれる最終ステージでもあり、5年生存率も18パーセントと低くなります。ここでは転移初期の状態から治療手段を見出すことのできない末期がんにいたるまで、癌の転移のしくみや症状、治療について説明して行きます。
大腸がんの末期について
大腸がんの末期とはどのような状態を言うのでしょうか。大腸がんはステージⅣになると肝臓や肺など他臓器への転移がみられるようになります。転移した先で局所手術により癌を完全に取りきれる場合は治る可能性があります。
しかし癌が散在していたり転移箇所が多く手術により切除することが不可能であるなど、多くの場合その治療は困難を極めます。そのような状態になり、なおかつ有効な治療法を見出せなくなったとき「末期」という表現が使われます。ここでは 大腸がん の 末期 について詳しく説明していきます。