「腹水とは何かな?(前編)」では、 腹水とは どのようなものなのかご説明いたしました。後編では、腹水の症状や検査方法、また治療方法についてご説明いたします。腹水が長引くと全身の機能低下が起こります。
腹水とは何かな?(前編)
腹水とは 、何らかの原因で腹腔内の体液が通常より増加した状態をいいます。血管の水分に圧力がかかると腹腔内に滲出します。肝硬変では門脈圧亢進で血管圧力が上昇し、腹膜炎では腹腔への血管透過性が高まり、腹水になることがあります。
腹水になる原因疾患には、肝硬変、肝がん、劇症肝炎、膵臓がん、肺炎、ネフローゼ症候群、心不全、腹膜炎などがあります。
帯状疱疹は本当にうつるか!ー水疱瘡との関係は?(後編)
「帯状疱疹は本当にうつるか!ー水疱瘡との関係は?(前編)」では、帯状疱疹がどのようなウィルスであるのかご説明いたしました。後編ではどのような人が うつる のか、またどのような人が 帯状疱疹 を発症しやすいのかご説明いたします。
特に水疱瘡に罹っていない乳幼児、免疫機能が低下している老人、胎児に影響する妊婦への接触感染は要注意です。
帯状疱疹は本当にうつるか!ー水疱瘡との関係は?(前編)
帯状疱疹は体内神経節のウイルスにより発症します。帯状疱疹は水疱瘡と同ウイルスが原因で罹りますので、水疱瘡として接触感染をしますが、すぐに 帯状疱疹 の症状がでるようなことはありません。
感染経路としては、罹患した人が使用した衣類、タオルなどです。皮膚の水ぶくれが完全にかさぶたになるまで うつる ので注意が必要です。
怖い肺炎―その完治の目安は?
肺炎は病原性微生物の細菌やウイルスなどによって発症します。健康であれば、細菌やウイルスは扁桃部で免疫作用により排除されますが、排除できず肺に炎症が起こると肺炎になります。罹患や発症状況によっても異なりますが、 肺炎 の症状が軽度であれば1週間程度で 完治 します。
その症状が重度の場合は、入院治療が必要となりますが、その場合でも、通常3~6週間程度で完治します。