「糖尿病の食事療法(前編)」では、糖尿病の食事療法はバランスの良い食事、つまり健康食ということと説明しました。後編では、一日に必要なエネルギー量やアルコールについてご紹介します。
糖尿病 の 食事 療法については、年齢や基礎疾患により異なりますので主治医に相談してみましょう。
「糖尿病の食事療法(前編)」では、糖尿病の食事療法はバランスの良い食事、つまり健康食ということと説明しました。後編では、一日に必要なエネルギー量やアルコールについてご紹介します。
糖尿病 の 食事 療法については、年齢や基礎疾患により異なりますので主治医に相談してみましょう。
食事 療法はもっとも重要な 糖尿病 の治療法ですが、特別なメニューではありません。1日のエネルギー量を規定して、炭水化物、たんぱく質、脂質をバランスよく食べることが基本です。
1日エネルギーは標準体重に25~30をかけ算すると求めることができます。少なくとも現時点では低炭水化物食は推奨されていません。
糖尿病の人には基本的にはどんな種類であってもアルコールはおすすめできませんが、状態が安定している場合には許可されることもあります。
「高脂血症(前編)」では、高脂血症とはどのような病態であるのか、また高脂血症の診断基準はどのようなものなのかをご紹介しました。後編では、 高脂血症 の管理目標、そして治療法についてご紹介します。主な治療は食事、運動、そして薬物療法となります。
高脂血症 (脂質異常症)はLDL・HDLコレステロールやトリグリセライド(中性脂肪)が異常値となる病気です。高脂血症そのものでは自覚症状は出ませんが、動脈硬化性疾患(心筋梗塞・狭心症、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症)の原因になるために治療が必要になる場合があります。
日本動脈硬化学会の「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年度版」に診断基準や管理目標値が示されています。治療は食事、運動、そして薬物療法です。
運動療法は食事や薬物療法とともに 糖尿病 治療 の柱です。運動療法を行うことで血糖値改善の他にもさまざまな効果が期待できます。有酸素運動でも筋力トレーニングでもよいので実行しやすいものから開始するとよいでしょう。
ただし始める前には主治医の先生に注意点などを相談してください。運動時間などを記録する、誰かと一緒に運動するといった工夫が長続きするコツです。