風邪などの時に出る咳は、辛いだけではなく、長期に及ぶと睡眠障害や食事を摂れないことによる栄養不足などから、別の病気を併発する危険性があります。ひどい咳や長時間止まらない咳には 咳止め 薬 が服用され、市販品も多種類が手に入ります。
しかし、強力な咳止め効果のある中枢性鎮咳薬は依存性がある成分を含有し、服用には十分な注意が必要です。中枢性鎮咳薬の作用と 副作用 について解説します。
風邪などの時に出る咳は、辛いだけではなく、長期に及ぶと睡眠障害や食事を摂れないことによる栄養不足などから、別の病気を併発する危険性があります。ひどい咳や長時間止まらない咳には 咳止め 薬 が服用され、市販品も多種類が手に入ります。
しかし、強力な咳止め効果のある中枢性鎮咳薬は依存性がある成分を含有し、服用には十分な注意が必要です。中枢性鎮咳薬の作用と 副作用 について解説します。
長期間 咳 が 止まらない 状態を慢性咳嗽と言います。原因には肺癌、COPD、結核などのこわい病気がありますが、最も多いものは咳喘息で、慢性咳嗽の50%程度を占めています。咳喘息は典型的な喘息とは違って喘鳴や呼吸困難を伴うことはありません。
ガイドラインで咳喘息の診断基準や重症度、治療法が示されており、適切に治療すれば咳を止めることも可能である病気です。
咳は、気道内に入った異物を取り除くための防衛反応です。そのため、むやみに薬を使って咳を止めると肺に菌がたまって病気をひどくすることもあります。しかし、激しい咳は体力を消耗させてしまうことも事実です。
今回は、薬を使わずに 咳を止める方法 を5つ紹介します。
「咳が止まらないときに考えるべきこわい病気(前編)」では、咳が止まらない理由として考えられる肺がんやCOPDについてご説明致しました。
後編では、 咳が止まらない もう一つの理由である肺結核についてご説明致します。以前完治した方も再び結核菌が活動をはじめた可能性があります。
咳が止まらない が8週間以上続くものを慢性咳嗽と呼びます。慢性咳嗽を生じる原因にはさまざまなものがありますが、こわい病気がいくつか含まれています。
肺癌、COPD(肺気腫)、結核が代表的で、とくに喫煙者(以前喫煙していた人も含む)や結核の既往がある人・結核患者と接触歴がある人は注意が必要です。間質性肺炎なども咳が止まらないときに考慮するべき病気です。