「脳血栓症は血管性の病変―FASTを忘れないで(前編)!」では、 脳血栓症 の病態や原因について説明しましたので、後編では脳血栓症の症状や治療法をご紹介します。また、脳血栓症では早期発見が何よりも大切となりますので初期症状もご紹介します。
脳血栓症は血管性の病変―FASTを忘れないで(前編)!
1,400グラムの脳にある神経細胞の数は、大脳、小脳あわせて細かいものまで含めると、千数百億個もあるといわれています。それらが互いに接続し、まるでコンピュータ素子が連結しているように複雑な神経回路を構成し、インプットされた情報の記憶、認知、運動、学習、思考、判断、決断などの知的活動を通してアウトプットしています。
脳の活動は脊髄、神経を含めた神経系の要であり、知的活動とともに生命の維持活動も行っています。その脳に、何らかしらの異常が起きたとしたら、知的活動も生命の維持活動にも支障をきたすことになります。
血管性の病変で起こる脳の疾患は、一般的には脳卒中と呼ばれ、くも膜下出血、脳出血、脳梗塞(脳塞栓、脳血栓)に分けられています。
今回はその中で、脳の動脈が動脈硬化を起こし、血管内部が狭くなり血流が途絶える、 脳血栓症 をとり上げることにいたします。
緑内障の症状と早期発見ポイント
緑内障とは、目で見た画像の情報を脳に取り込む際、視神経の異常により、うまく伝達できなくなり視力や視野に障害が現れる病気です。現在、日本の中でも患者数が年々増えており、失明の原因としてあげられる病気のナンバーワンとなっています。また、病気に気付かない患者も多く、今後、ますます患者数が増えることが予想されます。
緑内障 は大きく「慢性緑内障」と「急性緑内障」の二つの種類にわけられます。では、特徴と 症状 をご紹介します。
糖尿病の原因
主な 糖尿病 として1型糖尿病と2型糖尿病があります。2型糖尿病は遺伝的な生まれつきの素因や、日常の生活習慣のような誘因が複雑に関係して起こります。主な誘因に過食、運動不足、ストレスがあります。
これに対して1型糖尿病は、インスリンを産生するすい臓の細胞が破壊され、その結果インスリン分泌がほぼゼロになってしまうことが 原因 で起こります。
前立腺肥大症は男性特有の疾患(後編)
「前立腺肥大症は男性特有の疾患(前編)」では、前立腺の役割や前立腺肥大症の症状を説明しましたが、後編ではさらに踏み込み 前立腺肥大症 の治療法をご紹介します。
高齢化が進むにつれて、泌尿器系の疾患を罹患する人が多くなり、前立腺肥大症は特別な疾患ではありませんので一人で不安を抱え込まないことが大切です。