「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年度版」が先日発表され、広く使用され始めています。本項ではこの ガイドライン の中から 骨粗鬆症 の定義、診断基準、骨粗鬆症による骨折の危険因子とその評価、原発性骨粗鬆症の薬物治療開始基準を御紹介します。
ガイドラインでは健診などで測定される骨密度だけではなく、これまでの骨折の有無を重要視していることが大きな特徴と言えます。
「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年度版」が先日発表され、広く使用され始めています。本項ではこの ガイドライン の中から 骨粗鬆症 の定義、診断基準、骨粗鬆症による骨折の危険因子とその評価、原発性骨粗鬆症の薬物治療開始基準を御紹介します。
ガイドラインでは健診などで測定される骨密度だけではなく、これまでの骨折の有無を重要視していることが大きな特徴と言えます。
糖尿病 で 入院 すると食事療法の徹底やインスリン療法などによって血糖値を改善させるだけでなく、同時に食事療法などの糖尿病教育と、糖尿病合併症チェックなどの様々な検査が行われます。
糖尿病は生涯にわたって病気と向き合っていくことが不可欠ですので、教育により知識を得ることがとても大切です。したがって必ずしも血糖値が高くなくても、初めて糖尿病を指摘された場合などに教育目的で入院を勧められる場合があります。
尿路感染症とは文字の通り、おしっこの出口(尿道口)から菌が入ってきて膀胱や尿道など尿が通る経路で菌が繁殖し感染症を起こすものです。男性と比較して尿道が短い女性の方が多くみられる病気です。また、抵抗力が低い子供や高齢者でも多くみられます。
尿が通る経路は腎臓→尿管→膀胱→尿道の順番ですが、腎臓と尿管で起こった感染症を上部尿路感染症、膀胱と尿道で起こったものを下部尿路感染症と呼びます。これらの感染症は細菌が原因になるものがほとんどですが、中にはウイルスや寄生虫が原因のものもみられます。尿路感染症になるとどのような症状が出るのでしょうか。
ここでは 尿路感染症 による 症状 について説明していきます。
脳出血とは脳卒中の1つで、脳血管障害とも言われています。脳卒中の中で虚血性のものに脳梗塞、出血性のものに脳出血とくも膜下出血があります。脳出血とは脳の中の血管が何らかの原因で出血するものです。高血圧が原因で発症することが全体の7割を占めています。
近年は高血圧の治療が進化しているため脳出血になる人も減少傾向にありますが、まだまだ怖い病気の1つです。意識障害、麻痺、言語障害などの後遺症を残すことも多く、出血の場所や程度によっては死に至ることも少なくありません。
また、認知症や寝たきりの原因になることも多いため、症状が安定すると早期にリハビリを開始する事が望まれます。また、早期に適切なリハビリを始めた場合、ある程度まで機能を回復できることが多いと言われています。
ここでは 脳出血 の リハビリ ではどのようなことを行うのかを説明していきたいと思います。
肺の中はたくさんの仕切りで区切られており、それぞれ小さな部屋になっています。そのひとつひとつの部屋を「肺胞」と呼びます。肺気腫ではこの肺胞が破壊され、肺胞同士がくっつき大きな部屋となり、肺胞全体の数が減ってしまう病気です。
肺胞の数が減ると身体に十分な酸素が供給されなくなるため呼吸が苦しくなったり、息切れなどの症状がみられます。肺気腫は慢性呼吸不全を引き起こす代表的な病気であり、肺気腫と慢性気管支炎を合わせてCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と呼ばれます。
現在増加傾向にありますが、まだまだ認知度の低い病気です。肺気腫は、徐々に進行する病気で進行すると日常生活に支障を来し、その後重症化し死に至ることもあります。ここでは、 末期 に 肺気腫 の症状などについて書いていきたいと思います。