尿路感染症とは文字の通り、おしっこの出口(尿道口)から菌が入ってきて膀胱や尿道など尿が通る経路で菌が繁殖し感染症を起こすものです。男性と比較して尿道が短い女性の方が多くみられる病気です。また、抵抗力が低い子供や高齢者でも多くみられます。
尿が通る経路は腎臓→尿管→膀胱→尿道の順番ですが、腎臓と尿管で起こった感染症を上部尿路感染症、膀胱と尿道で起こったものを下部尿路感染症と呼びます。これらの感染症は細菌が原因になるものがほとんどですが、中にはウイルスや寄生虫が原因のものもみられます。尿路感染症になるとどのような症状が出るのでしょうか。
ここでは 尿路感染症 による 症状 について説明していきます。