「咳や頭痛を安易に「かぜ」のせいにしていませんか?(前編)」では、風邪を10のタイプにわけ「せき・はな・のど型」の風邪についてご紹介いたしました。後編では、 咳 のある場合の「せき型」、そして「発熱・ 頭痛 型」についてご説明いたします。
咳や頭痛を安易に「かぜ」のせいにしていませんか?(前編)
急に 咳 や 頭痛 が起こると「かぜ」のせいにしてしまいがちです。咳、はな、のどの3つの症状がほぼ同時に同じ程度で生じた場合には、「かぜ」である可能性がきわめて高いとされています。
しかしそうでなければ、咳であれば肺炎、頭痛であれば髄膜炎など他の病気を起こしている場合があります。肺炎の可能性についてはDiehrの予測ルールが有用であり、髄膜炎の可能性については最悪、増悪、突発の有無に着目するとよいでしょう。
変形性脊椎症は高齢者に多い頸椎や腰椎に起こる病気です
変形性脊椎症 は加齢によって生じた椎間板の変形により骨棘が形成され、そのために神経や脊髄が圧迫されて痛みやしびれなどの症状が起こる病気で、主に頸椎や腰椎に生じ、それぞれ変形性頸椎症や変形性腰椎症とも呼ばれています。
背中や肋骨が痛い!それって肋間神経痛の症状かも?
背中や身体の側面部分に痛みを感じたことがある方はもしかすると、「肋間神経痛」かもしれません。ただ、背中や身体の側面に痛みがあるといっても一概に肋間神経痛とはいえません。
では、この 肋間神経痛 には、どのような 症状 があるのでしょうか。
今回はこの“症状”にスポットをあててご紹介していきます。
脊柱管狭窄症は痛いです、酷くならない内に治療を!
脊柱管狭窄症には2種類あります。頸部脊柱管狭窄症は、腕から手、指にかけて強い痛みやしびれがあり、腕がだるく重い、手、指に力が入らないなどの症状が出ます。腰部 脊柱管狭窄症 は、腰が痛くて重い、足に痛みやしびれを感ずる、などの症状が出ます。 治療 はよく似ています。