脳梗塞や脳出血のガイドラインである「脳卒中治療ガイドライン2015年度版」が先日発表され、広く使われ始めました。本項ではこの ガイドライン の中から特に 脳梗塞 に関して新たに追加・改訂されたポイントをいくつか御紹介します。
特筆すべきはrt-PA静注療法の治療可能時間がこれまでの発症後3時間以内から4.5時間以内に延長されたことです。
脳梗塞や脳出血のガイドラインである「脳卒中治療ガイドライン2015年度版」が先日発表され、広く使われ始めました。本項ではこの ガイドライン の中から特に 脳梗塞 に関して新たに追加・改訂されたポイントをいくつか御紹介します。
特筆すべきはrt-PA静注療法の治療可能時間がこれまでの発症後3時間以内から4.5時間以内に延長されたことです。
「高脂血症の薬(前編)」では、高脂血症という病気についてご説明しました。治療薬としてスタチン系薬や小腸コレステロールトランスポーター阻害薬の効能や副作用についてご紹介しましたが、後編では 高脂血症 の 薬 として陰イオン交換樹脂やフィブラート系薬、ニコチン酸誘導体、EPA製剤についてご紹介します。
高脂血症 (脂質異常症)は主に高LDL・低HDLコレステロール血症と高トリグリセライド血症からなります。作用の違うさまざまな 薬 がありますが、高LDL血症にはスタチン系薬が最も広く使用されており、他には小腸コレステロールトランスポーター阻害薬や陰イオン交換樹脂も処方されます。
高トリグリセライド血症にはフィブラート系薬を使うことが一番多く、他にニコチン酸誘導体やEPA製剤を用いることもあります。
「骨粗鬆症のガイドライン(前編)」では、先日発表された「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年度版」から骨粗鬆症の定義について御紹介しました。後編では、 ガイドライン から 骨粗鬆症 の診断基準、骨粗鬆症による骨折の危険因子とその評価、原発性骨粗鬆症の薬物治療開始基準を御紹介します。
「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年度版」が先日発表され、広く使用され始めています。本項ではこの ガイドライン の中から 骨粗鬆症 の定義、診断基準、骨粗鬆症による骨折の危険因子とその評価、原発性骨粗鬆症の薬物治療開始基準を御紹介します。
ガイドラインでは健診などで測定される骨密度だけではなく、これまでの骨折の有無を重要視していることが大きな特徴と言えます。