「咳や頭痛を安易に「かぜ」のせいにしていませんか?(前編)」では、風邪を10のタイプにわけ「せき・はな・のど型」の風邪についてご紹介いたしました。後編では、 咳 のある場合の「せき型」、そして「発熱・ 頭痛 型」についてご説明いたします。
咳や頭痛を安易に「かぜ」のせいにしていませんか?(前編)
急に 咳 や 頭痛 が起こると「かぜ」のせいにしてしまいがちです。咳、はな、のどの3つの症状がほぼ同時に同じ程度で生じた場合には、「かぜ」である可能性がきわめて高いとされています。
しかしそうでなければ、咳であれば肺炎、頭痛であれば髄膜炎など他の病気を起こしている場合があります。肺炎の可能性についてはDiehrの予測ルールが有用であり、髄膜炎の可能性については最悪、増悪、突発の有無に着目するとよいでしょう。
咳が止まらない場合は咳喘息かもしれません
長期間 咳 が 止まらない 状態を慢性咳嗽と言います。原因には肺癌、COPD、結核などのこわい病気がありますが、最も多いものは咳喘息で、慢性咳嗽の50%程度を占めています。咳喘息は典型的な喘息とは違って喘鳴や呼吸困難を伴うことはありません。
ガイドラインで咳喘息の診断基準や重症度、治療法が示されており、適切に治療すれば咳を止めることも可能である病気です。
咳に効くツボを知って、快適ライフを(後編)
「咳に効くツボを知って、快適ライフを(前編)」では、咳のメカニズムについてご説明いたしました。後編では、咳がとまらない場合に効果を発揮する 咳 をとめる ツボ についてご紹介いたします。
季節の変わり目や気温の変動が激しい季節は免疫力が下がりやすいですので、ぜひ生活の中でできる咳の予防を取り入れてみましょう。
咳に効くツボを知って、快適ライフを(前編)
アレルギー性、喘息、タバコ、有毒ガスなど、体質や環境要因などによって咳にはさまざまな原因や要因が考えられます。長引く咳には実はいろいろな疾患が隠されているともいいます。また、夜間になると咳が止まらず寝不足に悩まされる人はいませんか?
今回は、そんな 咳 に効果的な ツボ についてや予防方法について説明します。